━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2023年3月27日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 岸田首相のウクライナ電撃訪問が、習近平の訪ロ和平・仲介アピールを台無しにしたといわれているけれども、実は別の極秘計画を台無しにしていた。岸田は、米国バイデン政権から重大ミッションが課せられていた。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは、上皇陛下の側近でMSA資金の最終承認者である吉備太秦からの特別情報である。 習近平国家主席とプーチン大統領の首脳会談が行われた3月21日に、岸田首相のウクライナ電撃訪問を重ねたのは、もちろん、バイデン大統領からの指示であったことは言うまでもない。和平に向けた仲裁役を買って出た習近平の国際社会へ向けた「大一番」ともいえるアピールの場を、岸田首相のウクライナ電撃訪問が台無しにしたという見方がされている。しかし、台無しにしたのは習近平の「アピール」程度のことではなかった。習近平は、プーチンとの会談の後、ゼレンスキー大統領とリモートで会談することが予定されていた。ところが、岸田首相電撃訪問により「日・ウクライナ首脳会談」が優先され、習近平とゼレンスキーとのリモート会談は立ち消えになってしまったのだ。そして、これこそが、岸田首相に課せられたバイデンからのミッションだった。習近平はゼレンスキー大統領とのリモート会談で、何を狙っていたのか。 このウクライナ訪問、一応、国民に向けては「電撃・極秘」ではあったかもしれないが、マスコミ的には「電撃」ではなく、「極秘」であったとも言い難い。「極秘」を演出したかもしれないが、むしろリアルタイムで「訪問」をアピールしているようでもあった。 夕刊フジは3月27日の記事の冒頭、「これほどオープンな〝電撃極秘訪問〟は前代未聞だ」と書き出したほどであるし、また3月26日のJbpressの「メディアに情報漏洩、ロシアには『静観して』とお願い、どこが“電撃”訪問か」という見出しの記事のなかでは、「解禁時刻を破って速報を打ったテレビ局があった。TBSだった。」と記し、しかもその直後には、「NHKが列車に乗り込む岸田首相の姿を報じていた。まるで、解禁の時刻と場所を申し合わせていたようなタイミングだ。」と記している。また、同記事のなかでも書かれていることだが、「日本政府は、事前に岸田首相のウクライナ訪問をロシアに通告していたことを明らかにした。米国もバイデン大統領の訪問を事前通告していた。」ということだ。 要するに、国民に向けては極秘電撃訪問を演出したけれども、電撃でもなければ、まったく極秘でもなかった。むしろ、訪問をアピールしていたのだ。 なぜなら、岸田には重大なミッションが課せられていたからだ。その実働報告としてのアピールをすることのほうが重要だったといえる。ウクライナ訪問を、中ロ首脳会談の日程にぶつけてきた真意とは、中ロ首脳会談の後に予定されていた習近平・ゼレンスキーの、リモート会談を中止させることが最大の狙いだった。なぜなら、そのリモート会談が行われることで、ゼレンスキーの位置情報を正確に掴むことが出来る。つまり、その位置情報をもとにミサイル攻撃でのゼレンスキー暗殺計画があったのだ。暗殺の首謀者は、プーチンであった。岸田首相は、それを阻止するために、バイデンから、ウクライナ訪問を命じられたということだった。… … …(記事全文5,127文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)