━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2023年3月18日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日刊) はじめに(4) ─────────────────────────────────── ◆ 日本は「内政」「国際」的に数々の課題が山積している。それゆえこれからの日本の総理大臣は、「内政型」と「国際型」を兼備した新しいタイプの国際政治家でなくてはならない。 この時に臨んで、この人物にこそ国政を委ねたい、何故この人物を起用しないのかと思う政治家が、一人もいないし、当面現れそうもない。政治の貧困、人材の払底が、今日ほどひどく露呈された時代はないのではないか。そう嘆くのは、早計である。 「内政型」と「国際型」を兼備した新しいタイプの国際政治家となり得る有望な人物が、日本の政界にただ一人いる。小沢一郎である。 総理大臣の座に就くことは政治の権力を掌握することである。総理大臣たる者は、その地位に伴う権力を充分かつ適切に行使し、国家の平和を守り、繁栄を進めなければならない。そのための権力は、憲法によって与えられている。 しかしその権力を行使することは、それなりの政治能力、リーダーシップを備え、安定した支持基盤を持つとともに、相当の期間を任せられることが必要である。 「省あって国なし」「局あって省なし」といわれるほどの狭いセクショナリズムに陥りがちな官僚たちを抑えて、国益と国民の利益重視の立場から大局的に指導することができる政治家は、「剛腕政治家」の異名を持つ小沢一郎をおいて、ほかにない。 しかし、小沢一郎は、「剛腕さ」ゆえに突出しているように見られている。それでなくても日本の世情は、極端な嫉妬社会である。政治家として力を養い頭角を現そうとすると、寄ってたかって足を引っ張る。最もタチが悪いのが、その先頭に立つマスコミである。政治権力を行使しようとすれば、権力的であるとして些細な非行やプライバシーを暴いて、失脚に追い込もうとする。このため、有望な卵は、芽のうちに潰されて育たない。… … …(記事全文2,783文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)