━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2023年2月18日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊) 第11章 小沢政権が誕生する日(タイム・スケジュール) 日本を救えるのは小沢一郎しかいない ─────────────────────────────────── 小沢一郎は、自らの身の上に降りかかる災いを振り払いながら、選挙の指揮を取り続けた。旧新生党・旧自由党、無所属などの各議員の後援会、それに創価学会四十三万人の活動家や旧同盟傘下労組などの勢力をバックに総選挙に向かって突進した。 新進党幹事長の小沢一郎は、日本史上、稀に見る政治家である。平成動乱の最中にあるこの日本において、小沢一郎に優る政治家は、ただの一人としていない。 昭和三十(一九五五)年の保守合同以来、三十八年間続いた自民党長期安定政権を崩壊させ、新しい時代への扉を開いたのは、小沢一郎だった。まさに日本の夜明けを早めた先駆者である。 小沢一郎は、独自の政治信条と信念を著書「日本改造計画」によって、天下に堂々と示し、大きな波紋を政界のみならず、日本全土に及ぼした。 それは、小沢一郎の政治の恩師である田中角栄の一世を風靡した著書「日本列島改造論」をはるかに凌ぐ起爆力のある力作だった。 小沢一郎の「日本改造計画」に触発され、平成五年から六年にかけて、土井たか子衆議院議長、橋本龍太郎、武村正義、渡辺美智雄といった名だたる政治家が、政策提言を主な柱とする著作を次々に発刊、政治家もの書籍の発刊の空前のブームが巻き起こった。だが、いずれも、「日本改造計画」に優るほどのインパクトはなかった。… … …(記事全文1,458文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)