━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2023年2月17日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「鉄道オタク」のエマニュエル大使の言動に、自民党保守系議員たちは戦々恐々。日本へのメッセージは、日本列島の背骨に配置され日本の生命線「新幹線」だ。事故が起きれば間違いなく大惨事になる。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは、イルミナティ情報に精通する事情通からの特別情報である。 エマニュエル駐日大使が2月15日、日本記者クラブという表舞台に出てきた裏のメッセージのキーワードは、やはり「新幹線」だったようだ。エマニュエル駐日大使の記者会見の翌16日午後16日午後3時すぎ、新横浜-小田原間を走行中の東海道新幹線で異常を示す表示があり、東海道新幹線の上り新大阪-東京間と下り東京-掛川間で運転を見合わせ、この影響で、山陽新幹線も上り博多-新大阪間で運転を見合わせた。やはり、「そうきたか」というところである。 エマニュエル大使は「鉄道オタク」で、特に日本の新幹線が大好きだということは有名だ。昨年のハリウッド映画「マトリックスレザレクションズ」や「ブレット・トレイン」では日本の新幹線がバトル舞台として出てくる。「マトリックスレザレクションズ」では、富士山の映像とともに日本の新幹線でのバトルシーンが出てくるし、2010年刊行の伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」を原作にした「ブレット・トレイン」では、東京―京都間の新幹線に乗り合わせた10人の殺し屋たちにより車内は戦場と化していくというものだった。観る人にとっては、「新幹線」への警告メッセージともとれるエマニュエル大使の注目の言動だが、その言動に最もピリピリと神経を尖らせているのは、自民党の保守系議員たちだったようだ。 エマニュエル大使のフルネームは、ラーム・イスラエル・エマニュエルで、ビル・クリントン前大統領の大統領選挙に対する貢献から、1993年から1998年までビル・クリントン政権の政策に関する大統領上級顧問となっていた。その間の1993年7月には、後の「日米改革年時要望書」の由来となる「日米の新たなパートナーシップのための枠組みに関する共同声明」が、宮澤喜一首相とビル・クリントン米大統領との会談で決まっており、そのとき大統領上級顧問だったエマニュエルも実務に関わっていたことは間違いない。 このとき交わされた1994年「年次改革要望書」だけでも、実はとてつもなく多くのことが実現されてしまっている。ざっと列記すると、建築基準法改訂、商法改訂、金融緩和の自由化(金融ビッグバン)、郵政公社の民営化、裁判員制度導入、大店法改訂、労働基準法の改訂(人材派遣の自由化)など、大半は規制緩和を迫られてきたわけである。その交渉の場に、クリトン大統領の上級顧問だったエマニュエル駐日大使が34歳の若さで関わっていたのだ。ちなみに、あの当時の米国政治ドラマ『ザ・ホワイトハウス』に登場するホワイトハウス次席補佐官ジョシュ・ライマンは、大統領上級顧問のエマニュエルがモデルだったという。 ◆〔特別情報2〕… … …(記事全文5,108文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)