━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2023年2月4日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊) 第10章 宗教と政治の間題を解決処理する 「政治と宗教に関する委員会」の設置 ─────────────────────────────────── 新進党は、平成七(一九九五)年二月三日の常任幹事会で、小沢一郎幹事長の下に「政治と宗教に関する委員会」を設置することを決めた。幹事長代理の山口敏夫(元労相)が初代委員長に就任したのである。 この委員会の新設は、創価学会を支持母体としていた旧公明党の大半の国会議員が、新進党に参加したことで、創価学会と他の宗教団体の双方について、新進党としての対応を整えるというのが、表向きの狙いとされた。 宗教と政治の関係で言えば、自民党の玉置和郎参議院議員が、創価学会などを除く諸宗を結集して宗教政治研究会を設けて、宗教利権を掌握していた。山口敏夫は、玉置和郎が死去して後継会長が決まらなかったころ、この宗政研に目をつけて、秘書を立正佼成会などに走らせて、手中に入れようと画策していた。 しかし、山下徳夫が、宗政研を引き受けることで一件落着し、その思惑は外れたのである。それでも、宗教利権の掌握を諦めていたわけではない。… … …(記事全文4,176文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)