━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2023年1月7日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊) 第8章 小沢一郎を支える民間軍団のパワー 小沢一郎君を党首にする国民の集い(2) ─────────────────────────────────── 平野貞夫参議院議員 本当にありがとうございます。小沢は今、大阪に向かっておりまして、日程の調整がつきましたらこちらに向かう予定でしたけれども、御無礼しております。本人も感激していると思います。 少し、私は実務的なことを申し上げます。まず国民の集いの御出席者の名簿に、小沢さんの政策提言がついておりまして、これは小沢さんが、一番最初に出されたものです。これを小沢さんの意思を引き継ぐ、若手勝手連の方が審議といいますか、内容は結構変わっています。 例えば、「国内の買い換え需要を中心とする」のそのテーマは、もう少しスケールの大きい表現にしようと、長谷川慶太郎さんの秘書と著書に目を通しておりました。表現とそれから、先程山本さんからもお話しがありました、消費税のことについての配慮について、少し内容が変わっておりますので、もう一度調整を行いました政策をご覧頂きたいと思います。 それからもう一点。消費税十%はどういうことかと言いますと、マスコミがそこだけを取り上げておりますことですけれども。ご承知のように自民党の政調でも、このままの状態が続けば十五%の消費税が必要だという結論を出しております。それから羽田陣営も、やはり消費税について政策提言をすべくいろいろ検討しましたら、十年後は十六%だと言っているわけです。 小沢さんの消費税税制改革の方が、所得税、住民税とも半減ということもありますが、経済の体質を構造的に変えることによって、十年後は十%の消費税で済むという内容でございまして、本当は、将来の減税論なんです。そういう意味のことをぜひ皆さんに、ご理解を頂きたいと思います。それから私は三十四年間、国会事務局で政治家の足元で、政治をお手伝いしてきて、小沢先生のお陰で三年程まえに参議院選挙に出させて頂いたわけでございますが、五十五年体制のお手伝いをしていたのでございます。清水会長様とは売り上げ税のときに、いろいろと官職的なお仕事をしておりましたが、一言で申しますと、私たち役人の仕事はできの悪い政治家の上げ底役、それから下駄履かせ役、これが役人の仕事ではないか。五十五年体制というのはそれで持ったわけであります。私自身も反省しております。これは与野党とも、新進党の中にも、本当に今はこの危機状態の中において、整理でき、そして分析でき、そして判断できるこういう本当の政治家が出る時代ではないかと思います。 いくら仕組みの改革をやってもだめです。人間が変わって、人間が改革されなければ、日本はたちゆかないと思います。どうぞよろしくお願いいたします。… … …(記事全文1,857文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)