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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

クレディ・スイス銀行は、現在の金融システムの崩壊の最初のドミノだ。クレジット・デフォールト・スワップの金額は、リーマンの時の10倍は行くのではないかと、もっぱらの噂だ。(satoko女史)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2022年10月7日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クレディ・スイス銀行は、現在の金融システムの崩壊の最初のドミノだ。クレジット・デフォールト・スワップの金額は、リーマンの時の10倍は行くのではないかと、もっぱらの噂だ。(satoko女史) ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは、在米30年超の個人投資家satoko女史からのトップ情報である。  クレディ・スイス銀行は、現在の金融システムの崩壊の最初のドミノだ。もうダメだろう。本当に資金不足で、所有していたサボイ・ホテルを400億円程度で売りに出した。クレジット・デフォールト・スワップの金額は、リーマンの時の10倍は行くのではないかと、もっぱらの噂だ。クレディ・スイス銀行は、いわゆる「スイス銀行」の2雄の一つで、これが倒れれば、UBSも危ない。その「スイス銀行」は、マネーロンダリングのための銀行口座で儲けていたようなもので、倒れる時には、そうした口座の詳細も暴露される。実際に、クレディ・スイスのリストというものが流出したが、その後どうなったか情報はない。ということは、それに基づいて、捜査が行われていると見てよい。クレディ・スイスは、15年前なら、政府が救済してくれたのだろうが、今はそんな状況ではない。顧客は、口座残高がゼロになると覚悟した方がいい。  他方、ロシア軍が2月24日、ウクライナに入ってまずやったのは、ウクライナ全土にある生物兵器の研究センターの急襲と情報や検体などの押収、そして、ウクライナの金融機関の資産(現金、金塊)の没収、銀行口座のデータの押収、ビットコインなど仮想通貨の没収だ。こちらからは、今のところ、生物兵器の研究センターの方の情報しか公開されていないが、クレディ・スイスの破綻に合わせて、ウクライナのマネロン用の銀行口座の詳細も、公表されるだろう。現行の金融制度の崩壊は、このクレディ・スイスを出発点に、素早くヨーロッパ各地に波及し、そして、アメリカに飛び火し、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン、ゴールドマン・サックス、ウェルズ・ファーゴーのいずれかを道連れにし、世界中に拡大する。そして、その過程で政治家や王族、財閥、「セレブ」の悪行を暴いていく。クレディ・スイスと実は関係が深いアメリカのブラックロックも危ない。一般の投資家は関係ないと思ったら誤りだ。ブラックロックやヴァンガードは、投資信託やETF、マネーマーケット・ファンドを組成していて、大体の投資ポートフォリオには入っているはずだ。最近、化石燃料反対の立場をとるブラックロックに対し、ルイジアナ州政府が同社の投資商品全部を処分すると発表したが、これだけで総額1000億円程度だ。バチカンが9月30日までに、諸金融機関に保有する資金、投資物等を全部、バチカン銀行に移すように命令したのは、10月から金融制度の崩壊が始まることを十分承知していたからだ。アメリカでは、連邦準備制度(本当は連邦政府は全然関係ない、私有銀行で、準備金も全然ない、インチキ制度だが)は、もう機能していないようだし、財務長官になった統計の専門家のジャネット・イェレンは、金融・財政については全くの無能で、首の皮一枚でつながっているだけだ。  まともな投資家なら、個人投資家でも機関投資家でも、株式はもう処分している。そして、安全な資産は何かをさがしてたどり着くのが、貴金属だ。そのため、金銀について、ComexでもLMEでも、この2年間、現物の流出が続いており、特に、この夏からはその量が半端ではない。外国政府・中央銀行が、外貨準備として保有している米国債を大量に処分しており、その米ドルで金(ゴールド)を買っているのだが、それがどんどん加速している。そのためもあり、金銀レシオ(金の価格:銀の価格)が9月には90を超えた。現在は80ちょっとだ。歴史的には、このレシオは30から40なので、そこまで戻ると、今の値段で買った銀は、少なくとも2倍の価値を持つ。ところが、金銀相場のスポット価格が、最近また上昇を始めたのはいいとして、金貨・銀貨などの貴金属商品の小売価格との乖離(=プレミアム)が、どんどん大きくなっている。特に、以前書いたが、7月初めにテキサスのお金持ちの女性が5千万ドルの銀貨・金貨を一度に買ってから、アメリカのコインのプレミアムが大きくなり、それにつれて、カナダのコインもプレミアムがアメリカ並みになってきた。そこにきて、エリザベス2世の死亡の発表だ。それで、エリザベス2世の肖像がついているコイン(イギリス、カナダ、オーストラリア)の需要が大きくなった。小売業者だけでなく、卸売り業者の方も、在庫がなくなってきている。カナダのメープル・コインはそのため、プレミアムも上昇した。オーストラリアのカンガルー・コインは、少し余裕があり、プレミアムも上がっていない。コロナ以前なら、大手の小売業者は、卸売り業者に電話一本で、後払いで注文でき、すぐ発送してもらえた。しかし、最近は、卸売り業者の取扱い商品が50点とすると、在庫のある商品が2点か3点、残りは全部、2か月から3か月先の入荷で、しかも、前払いでの注文だ。一般向けの小売業者で貴金属商品が不足している理由は、最近は、株式や不動産などを売却した資金で、安全資産として金・銀を沢山買う大口顧客がふえたことと、初めて金・銀を購入する新規顧客が急増していることにある。貴金属の投資は、全く新しい段階に突入している。 ◆〔特別情報2〕  今のところは、上記のように、各国が米国債を大量に売りに出しているため(日本政府や日銀は除外かな)、米ドルは上昇しているのだが、FRBが英国中央銀行に続いてQEに変更する時、米ドルとアメリカは崩壊を始める。それを、BRICS各国は辛抱強く待っていたのだ。イランも加わり、「I」が一つ増えて、BRIICSになるらしいが。そう言えば、イランの現行のカラー革命の指導者のイラン人の女性は、米国政府の職員で、ネオコンのお友達だ。アメリカというのは、本当に一度崩壊しないと、良い国にはなれない。まだ、アメリカでは大きな政府抗議運動は起きていない。しかし、ヨーロッパでは、毎週末、どこかで、一般の市民が何千人、何万人も集まったり、行進したりする。ドイツ国内でも、光熱費の高騰と政治の中立性を求める抗議行動があるが、どちらかと言うと、旧・東独の方が、多いような気がする。ライプツィヒやマークデブルクのような大きな町だけでなく、ゲラとかツビッカウとかでも起きている。中年以上の東独の人たちは、好き嫌いを問わず、ロシア語はわかるし、ロシア人とのつきあい方を知っている。フィンランドだって、若い女性の首相はダボスの走狗で全く問題にならないが(早晩、マネロン銀行口座が暴露されるだろう)、大統領は74才の男性で、ソ連もロシアもロシア人もよく知っているので、バカなことは言わない。ロシアの拡張主義は、国のDNAみたいなものだから変えようがない。そう言えば、「アイヌ」は、シベリアの人たちと同じ言語だが、シベリアの人達とは距離を置いて、付き合いがないと聞いていたので、何か変だと思っていた。実際の所は、北海道にいた縄文人と弥生人はシベリアのケット人とかに虐殺され、そのケット人というのが北海道に居座り「アイヌ」と称しているというのだ。原日本人の沖縄の人たちとは違うのだ。一般に流布している歴史の本は、ウソばかりです。なので、日本人は安心していてはいけない。ちなみに、ロシアのショイグ防衛相は、シベリアの民族だ。
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