━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2022年10月3日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 岸田政権にとって、苦境のなかでの臨時国会が始まった。岸田政権を真に追いつめているのは、旧統一教会問題、国葬、物価高ではなく、アフリカ支援を約束した約4兆円が一番の火種として大問題となっている ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 岸田政権にとって、苦境のなかでの臨時国会が始まった。旧統一教会問題と国葬、さらに物価高騰が追い打ちをかけるなかでの、所信表明演説だが、消しても、消してもくすぶり続ける火種に、意気消沈の色は隠せなかった。しかし、岸田政権を真に追いつめているのは、実は、旧統一教会問題、国葬、物価高ではない。 岸田首相は8月27日、北アフリカのチュニジアで開催された「第8回アフリカ開発会議」(TICAD8)の開会式においてオンラインで基調講演を行い、約4兆1100億円規模の資金をアフリカ支援に投じると表明した。いまこのことが、問題になっているという。 以下、自民党内部に精通し国際情勢に詳しい情報通からの特別情報である。 このアフリカへの4兆円規模の支援は、外務省がファンドをつくり、そこに国のカネを投入して支援する仕組みになっている。ところがそのファンドをアフリカが申請してもそれだけでは使えない。外務省が申請に許可を出さなければならない。そのような外務省紐付きのファンドになっていたことが、岸田政権の後ろ盾を自負する麻生太郎副総理の逆鱗に触れているのだという。本来そうしたODAは、まさに財務省の紐付きでなければならないものを、岸田は外務省の紐付きになってしまったということだ。財務省に対して何の断りもなく勝手に外務省の紐付きにしてしまったことを知った麻生太郎前財務相は、「バカヤロー、カネを出すのはうち(財務省)だろう」と激怒しているという。さらに今回のファンド、申請の許可が外務省から出れば、その資金のうちの3割をファンドに納める仕組みにもなっているという話だ。 【参考】「岸田首相、3年間で4兆円のアフリカ支援を表明…TICAD8で基調講演」 2022/08/27 読売新聞… … …(記事全文3,313文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)