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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

旧統一教会が「教会改革推進本部」設置を発表した。しかし、構造的に改革しなければならない問題は、信者から集めた献金の大半が韓国の本部に流れていること。韓国本部も、この点を最も警戒している。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2022年9月23日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 旧統一教会が「教会改革推進本部」設置を発表した。しかし、構造的に改革しなければならない問題は、信者から集めた献金の大半が韓国の本部に流れていること。韓国本部も、この点を最も警戒している。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  旧統一教会が22日、教団内に「教会改革推進本部」を設置したとして会見を行い、勅使河原秀行本部長は、今後、信者に過度な献金を求めないなど改革を進めると強調した。  これについて、元統一教会の信者でかつ、勝共連合の元会員から以下の話を聞いた。  旧統一教会をめぐり、岸田首相と茂木幹事長は「今後は一切関係を持たないこと」を強調してきているけれども、しかし、実際この方針について自民党内からは、「そんなことをしていいのか」という不満の声が出てきている。そんなことをしてダメだという意見が、6割くらいを占めている。というのも、これまで関係をもってきた議員は、表向きは「関係を絶つ」と言いつつも、実際に関係を絶つということに踏み切れないでいる。そこを踏み切ってしまうと、選挙で票を失い、当然、議席を減らすことになる自民党は崩壊してしまうからだ。そのうえで、いま統一教会が抱えている本当に深刻な問題は、信者から集めた献金の大半が韓国の本部に流れていることにある。構造的に改革しなければならないのは、まさにそこなのだ。  日本の統一教会で集められた献金が、韓国の本部に送金されている、このこと自体は違法ということではない。韓国の統一教会は、日本から送金されるカネにおんぶに抱っこで、さらに韓国の幹部連中が着服している。本来、教祖である文鮮明氏が死去している以上、関係を絶つべきは、日本の旧統一教会と、韓国の統一教会本部との関係だろう。しかし、教会の成り立ちからいって、そこの関係を絶つことは難しい。となると、韓国への送金を終わらせるためには、日本の旧統一教会に対して解散命令が下すしかない。実は、このままでいくと、「解散命令」まで発展する可能性も多いにある。というのは、日本の教会に集められた献金から、毎月200億円のカネが韓国の本部に流れているわけだが、韓国の本部の幹部たちは、韓鶴子氏を祭り上げて、鶴子氏に「日本から献金を送らせなさい」と言わせてやってきている。そしてその側近たちは、送られてきた200億円のうちの半分は、側近たちに着服されてしまっている。たとえば、教団施設建設の費用として、自分たちが関係している建設会社に流れ、さらに手抜き工事で建設費用を浮かせてキックバックしているのだ。日本の統一教会が抱えている最大の問題はここなのだ。この問題を抱えている以上、「霊感商法は、いまは一切やっていません」と、言いきれるものではない。霊感商法をやらずして、送金ノルマの200億円ものカネは集まるものではないからだ。 ◆〔特別情報2〕  今回、教会内で設置されたという「教会改革推進本部」の勅使河原本部長の会見では、多額の献金について改善すると、サラリと発言していた。これは、実は、韓国の幹部にとっても、非常に警戒して見ている部分であり、万が一下手したら、日本の統一教会が、本部である韓国の統一教会と縁を切られてしまうようなことになっては困るからだ。韓国の本部はこの点を、非常に警戒している。
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