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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

山口那津男代表にとって代表続投は、貧乏くじを引かされたことになる。自公政権が難局を迎えたいま、代表を降りたかった。統一教会に並んで創価・公明党は、自民党と運命共同体の道を歩んでいく。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2022年9月14日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山口那津男代表にとって代表続投は、貧乏くじを引かされたことになる。自公政権が難局を迎えたいま、代表を降りたかった。統一教会に並んで創価・公明党は、自民党と運命共同体の道を歩んでいく。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは創価・公明の内部情報に精通した情報通からの特別情報である。 公明党は、山口那津男代表の続投の流れになった。公明党としては、石井啓一幹事長に代表を後継させたかっただろうし、山口那津男代表自身もいい加減に辞めたいところだった。しかし、いまの安倍元首相を巡る諸問題を考えると、うまく立ち回れる人がいない。結局、公明党は人材がいないということでもある。そうなると、これまで大きな問題なく、ずっと代表をやってきた山口がそのまま続投するのが無難だという状況になってしまった。しかし、山口にとっては貧乏くじを引かされたことになる。山口としては、自公政権が難局を迎えたいま、代表を降りたかったところなのだ。  維新もN国も、これから自民にベッタリになっていくだろう。そうなったとしても、公明党は自民党との連立を解消することはない。新たに連立に加わるところとも、一緒にやっていくだろう。とにかく、自民党が与党でいる限り、また万が一、下野したとしても、公明党は自民党と一緒に下野するしかない。統一教会に並んで、自民党とは運命共同体の道を歩んでいく。となると、仮に山口代表が辞めて、他の誰かが新代表になったとなると、公明党は自民党の言いなりになるしかない。ところが経験を積んできたベテランの山口であれば、多少は創価・公明の支持者に対して言い訳のできるような発言はできる。  山口代表の後継者との声も出ていた遠藤清彦元財務副大臣が、緊急事態宣言中に銀座のクラブを深夜に訪れていたことから衆議院選挙への立候補を取り下げ、続いて、日本政策金融公庫からの融資を環境関連会社代表が無登録で仲介したとされる貸金業法違反事件の関係先として、遠山アソシエイツと遠山の自宅が2021年8月に東京地方検察庁特別捜査部の家宅捜索を受けたことから、完全に政界からは退いたことも大きい。公明党としては、遠藤清彦が山口代表の次か、その次かといわれていて、実際のところ、石井啓一が後継者という線は考えていなかった。 ◆〔特別情報2〕  国葬で、バカな日本人は意外と賛成するだろうと、いまの自民党はそう思っていた。海外の要人が参列する国を挙げてのイベントに持っていければ、それが成果となって岸田政権の支持率が上がり、その勢いに乗って解散をすれば、強固な政権基盤を維持できると見越していた。実際に、そういう解散を目論んでいたといわれている。
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