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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

菅義偉前首相は何も役につかなかった。代わりに、河野太郎がデジタル相に就いた。また二階と菅と森山の3人で話し合い、森山裕を選挙対策委員長に推すことが決まった。これで「二階・菅」ラインは保たれた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2022年8月10日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 菅義偉前首相は何も役につかなかった。代わりに、河野太郎がデジタル相に就いた。また二階と菅と森山の3人で話し合い、森山裕を選挙対策委員長に推すことが決まった。これで「二階・菅」ラインは保たれた。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは自民党二階派「志帥会」重鎮からの特別情報である。  菅義偉前首相は、何も役につかなかった。その代わり、河野太郎をデジタル相に推したということだ。しかし、たいした布陣ではない。加藤勝信は、安倍洋子さんに発破を蹴られて厚労相に返り咲いた。文科相には麻生太郎にベッタリの永岡桂子が就いた。永岡桂子の夫・永岡洋治は亀井派所属の衆議員で、中村喜四郎が実刑判決を受けたことによる茨城7区の補欠選挙で当選してきた。中村喜四郎が2004年に刑期満了し、翌2005年の総選挙に無所属で茨城7区から出馬することを表明すると、自民党公認で出馬を予定していた永岡洋治が直前に自殺してしまう。代わって、永岡の妻・桂子が自民党公認で出馬することとなった。選挙区では中村には敗れたものの比例北関東ブロックで復活し、初当選を果した。その永岡桂子は、夫が所属していた亀井派ではなく麻生派に所属した。永岡は、「麻生先生、麻生先生、麻生先生」でとにかく麻生にベッタリで、初入閣を果した。  松野博一幹事長は続投。非主流派も入れようということで、二階と菅と森山の3人で、森山裕を、選挙対策委員長に推すことが決まった。森山は国会対策委員長を長くやってきただけに、ものすごく実力がある。これで支持率はどうなるかというと、ご祝儀があったとしてもたいして上がらないだろう。 ◆〔特別情報2〕  河野太郎がデジタル相に就いたわけだが、麻生派でありながら、推したのは菅前首相だ。 そして森喜朗と青木幹雄を結び付けた小渕優子が入閣するのではと思っていたけれども、入閣しなかった。茂木幹事長が小渕優子の入閣を蹴ったということだ。
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