━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2022年7月26日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 統一教会・勝共連合は昔から、自民党の選挙に関わってきたが、安倍政権になってからその傾向が強くなっていった。自民党が重点区とし安倍が目をかけているところは、安倍からの指示で統一教会の支援が入っている。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは自民党二階派「志帥会」重鎮からの「統一教会と自民党」に関する特別情報である。 統一教会と関係の国会議員のリストが出てきている。リストに名前の出た議員からは、「イベントに出た」とか「祝電を打った」とか、「パーティ券を買ってもらった」とか、軽いお付き合いを印象づける程度のことを白状しているようだが、その程度でも付き合いがあれば、間違いなく選挙の支援を受けている。統一教会は平気でウソをつく。安倍がそうだったように、支援を受けた議員も同じく平気でウソを言うと思ったほうがいい。 安倍の実弟・岸信夫防衛相は、選挙支援を受けたことを明かしているものの、ボランティアでお手伝い頂いたと苦しい弁明をした。手伝いに来た人は無報酬だとしても、統一教会には間違いなく億単位の資金が動いている。 岸信夫だけではない。リストに名前の挙がった議員は、本人の事務所からはカネが出ていないとしても、別のところから統一教会に支払われているはずだ。党本部か官房機密費か、もしくは安倍の裏金からだ。昔から、統一教会・勝共連合は自民党の選挙に関わってきていたが、特に安倍政権になってからその傾向が凄まじく強くなっていった。自民党が重点区とした選挙区の候補者、そのなかでもとりわけ安倍派(旧細田派)所属で、安倍が目をかけている候補者のところには、安倍からの指示で統一教会の支援が入っている。今回の参院選でいえば、青森、岩手、山形、宮城、新潟、山梨、長野、大分、沖縄、終盤からは秋田、福島、福井、奈良、宮崎が重点区だった。ざっと計算すると最低でも14億円の裏金が統一教会に流れているだろう。 1億円払えば、選挙スタッフ300人くらいが動員されてくる。ポスター貼りから、電話作戦、チラシの配布など、慣れた動作でテキパキと働いてくれる。個別訪問も一件ずつ徹底して一生懸命に回っていく。創価学会に比べると、信者の数が多いわけではないので、大きな票田を持っているわけではないが、とにかく次々と動いて熱心に投票をお願いするので、確実に票の上積みになっていく。しかも、個別訪問に来られたほうは、相手が統一教会の人だとは思っておらず、自民党員だと思って聞くので、バリバリの左翼思想でない限り、心を動かされて入れてくれるのだ。そこにさらに、創価・公明の組織票が加われば、厳しい選挙区もかなり接戦に持ち込めるということだ。 そして、選挙支援を受けて当選した議員には、必ず党本部を通じて、統一教会から秘書が送り込まれてくる。初当選の議員は、国会のなかは不慣れなため、慣れた秘書をつけてもらえれば心強い。公設秘書として入る場合もあれば、私設秘書の場合もある。私設秘書は無報酬のため、議員としても大助かりだ。しかし、議員の行動は全て秘書を通じて統一教会に流れる。当然、弱みを握られることになる。… … …(記事全文4,852文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)