━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2022年7月17日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ロックフェラーに翻弄される日本』(2007年11月20日刊) 第5章 クリントン政権とロックフェラーの「罠」に嵌った日本 米国、竹下首相に「橋本を降ろせ」と圧力 ─────────────────────────────────── これに対して、橋本龍太郎首相は1997年6月23日、訪米先のコロンビア大学で演説し、クリントン政権の対日金融政策を批判した。 「日本には2千億ドル(25兆円)の外貨準備がある。アメリカの態度いかんによっては日本が買っている財務証券を叩き売りする」 この発言にニューヨーク株式市場が反応し、株価がガタッと落ちた。ダウ8000ドルだったのが7000ドル台まで下がったのである。その後にまた上がってきた。 このため、橋本首相はクリントン政権から手痛いしっぺ返しを食らうことになる。自民党の長老・竹下登元首相に「橋本を降ろせ」と圧力をかけてきたのである。 米国による「日本バッシング」が、また再び始まった。 激怒した竹下は、橋本に罰を与え、橋本は以前のようにいつでも気楽に竹下に会えなくなってしまった。面会を申し込んでも門前払いされた。竹下には、… … …(記事全文3,502文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)