━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2022年7月7日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 米国不動産バブル終焉、連邦準備銀行は資産売却。この夏、金融相場は全面暴落する。それからしばらくして上昇を始めるのが、人々に選ばれた資産クラス「金銀現物と仮想通貨」。この夏が最後の買い時だ。(satoko女史) ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは、在米30年超の個人投資家satoko女史からのトップ情報である。 先週から流れているメッセージは、「Be ready」だ。古い体制の崩壊が、表の世界でも始まる。このところ、夏至に合わせて、様々な国際会議が開催された。G7、NATO、BRICS、G20、サンクトペテルブルク国際経済フォーラム等々だ。その前には、ダボスの世界経済フォーラムもあった。古い体制は、G7とNATO、ダボスだが、そのG7はヒットラーのお城で開催され、食人の絵の前で笑って写真撮影するトルドーが不気味な雰囲気だった。マッチョな上半身裸のプーチンの写真が世界の首脳の話題とは情けなかったが、同時に、この世は本当に末なのだと思わせた。(ウクライナ西部の解放地区の住民のインタビューを見ていると、郊外の中年の旦那さんたちは上半身裸に短パンで普通に取材を受けているので、むこうでは、暑い時はそれが常識みたいだ。)G7では、日本の岸田首相は、本当に影が薄く、ニヤニヤしているだけでマナー・姿勢も悪く、子供みたいだったが、英語能力はどうだろう。もっとも、G7の7か国の中で、本物が出てきたのは、もしかしたら日本だけかもしれない。 「ボリス・ジョンソン」(クローンか何か)は、閣僚の辞任がこのところ相次ぎ、自分の党からも見捨てられている。この手の古い体制に属するハザール系犯罪組織(G7はじめ、EU、国連、IMFと各国のいわゆる「中央銀行」など)は、これからなくなるか、名前は残っても中身は全く変えられるかのどちらかだ。EUが原子力と天然ガスを「グリーン・エネルギー」と認定したのには、笑ってしまう。また、EUの雄だったドイツは、5月の貿易収支が1991年以来初めて赤字になったことで、これから国民経済は坂道を転げ落ちる。ドイツの大企業の幹部は、ロシア経済制裁に対して反対する意見を口にしたら、文字通り消されるということだ。結局、ドイツはナチス国家だった。早い所、EUを解体したほうが、世の中のためだ。そうですよね、ハプスブルクさん、クーデンホーフさん。NATOだって、トルコとスウェーデン・フィンランドの取引は、クルド人活動家のトルコへの引渡しだ。これが民主主義ねえ、とみなあきれている。スウェーデンは数名すでに国外退去したという噂もあれば、この2国はまだ引き渡してないという噂もあり、真実はわからない。リトュアニアもNATOやEUが協力してくれると思って、カリーニングラードへのロシアの陸路輸送路を封鎖しようとしたが、梯子をはずされた。これらの国は、こうした過程で、第二次世界大戦中の、ナチス協力の実態が衆知のものとなり、現在との相似が浮き出された。(フィンランドが獣姦王国だとは、今回、いろいろ調べてみるまで知らなかったが。) ◆〔特別情報2〕 壊すものは、今、壊す。そして、新しい体制に移行する。G7などの向こうを張って立て続けに開催されたのが、新興国を中心にする、BRICS、G20、サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(タリバンが参加しているのには、先進国のビジネスマンはショックだっただろう)、ユーラシア経済フォーラム、小さいところでは、カスピ海サミットなどだ。(カスピ海は、現地の言語で、「ハーザール海」だ。ハザールというよりも、ハーザールの方が、向こうの言い方に近い。確かにその「ハーザール」はまだ存在していた。)BRICSの人口は32億人。G7は8億人弱。多数決なら、それだけでBRICSは勝っている。イランとアルゼンチンも参加を申請しているし、サウジアラビアも参加するだろうから、ペトロダラーの終焉がますます明白になる。こういう国の持っている米ドルは米国内に還流して、米国のインフレはハイパーインフレになる。それと同時に、国際的な資金の決済は、現地通貨、または、プーチンが提唱する、資源の裏付けのある新しい準備通貨になる。こうして新しい世の中が生まれていく。 しかし、産みの苦しみはある訳で、世界のあちこちで、バイデン就任以降、作り出されたが、コロナ詐欺、ウクライナの戦争で加速した、物価上昇とモノ不足(食料・燃料・肥料など)に対する抗議が始まっている。日本ではまだ呑気にやっていて、サハリン2のロシア国営化発表を過小評価しているようだ。ヨーロッパ各地では、春先から抗議のデモが行われていたが、オランダでは、最近、農民の燃料高と肥料規制に抗議するトラクター・コンボイがあった。これは、まだ平和的なのだが、エクアドルでは、現住民と政権の対決という面もあるので、取り締まる政府側と抗議する市民の両方に死傷者が出ている。これと近いのが、ウズベキスタン国内の少数民族のカラカルパクの共和国(人口は6%だが、領土面積は40%で、天然資源に恵まれている)が憲法に約束された共和国の独立を要求して、大きなデモが起きているが、ウズベキスタン中央政府が多数のデモ参加者を拘束している。ドンバスの2共和国と同じ流れになっている。… … …(記事全文6,103文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)