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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

参政党は、自民党の別働体ではないかとの見方もあるが、設立者である神谷氏はキッパリと否定。ただし、日本会議所属の候補者がかなりいるという。地方選挙区全てに候補者を立てられた、その資金源の謎とは。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2022年7月5日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 参政党は、自民党の別働体ではないかとの見方もあるが、設立者である神谷氏は、キッパリと否定している。ただし、日本会議所属の候補者がかなりいるという。地方選挙区全てに候補者を立てられた、その資金源の謎とは。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは、自民党二階派「志帥会」重鎮からの特別情報である。  参院選は、維新も議席を伸ばす。いろんな珍しい人を引っ張り出してきたのが功を奏しているようだ。  参政党も全国に出しており、一人は通りそうだ。参政党は、事務局長の神谷宗幣(元吹田市議会議員)が中心となって立ち上げた政治団体で、まだ国政に議席を有していないため諸派ということになる。ほとんど知名度の低い政治団体でありながら、いきなり全国選挙区に候補者を立てた。また、比例選挙区に立つ5人の中心メンバーには、テレビ出演で知名度も高い武田邦彦氏や松田学氏も名を連ねており、当初、それだけの候補者を立てられるだけの資金力がどこにあるのか疑問視されたりしていた。しかも、全国の選挙区で立っている候補者のなかには、これまで資金不足で立候補できなかったような人物も見受けられ、なぜここへきてそのような事情の人も含めて、全国の選挙区に一斉に立てられたのか、そのカラクリに憶測も加わりながら、注目度を上げていった。自民党の別働体ではないかとの見方もあるが、設立者である神谷氏はそうした憶測に対して、自身の公式サイトでキッパリと否定している。  ただし、候補者のなかには日本会議所属の人がかなりいるということで、そこが自民党の別働体とのレッテルを貼られる所以かもしれない。実際のところ、別働体なのか、それとも逆に保守票を食うのか、蓋を開けてみなければわからないところだ。  それで、気になる資金のカラクリだが、神谷氏の政治活動を長年支援してきた大阪のある会社の社長が逝去し、その後、会社を処分した資金が元手になっているという。社長の遺志により、会社を処分した資金を全て神谷氏に託したことで、全国的に候補者を立てられる政治団体を立ち上げることが出きたのだという。  参政党は各選挙区では45名、比例に5名の計50名の候補者を立たせている。NHK党は、選挙区73、比例9名、計81名には及ばないが、れいわ新選組の、選挙区5名、比例9名の計14名を優に超えている。ところで参政党の選挙演説としては、れいわ新選組の山本太郎が、どんな質問にも縦横無尽に即興で答えるという高度な手法を取り入れている。これはかなり高度な演説のスタイルで、山本太郎だからこそ見事に即応できている演説スタイルであり、山本太郎の知名度も加わり、れいわを政党要件を満たす「政党」に押し上げてきた。その手法は誰でもマネできることではないのだが、参政党の少なくとも中心メンバーの比例候補者は、山本太郎の演説スタイルを、なかなか彷彿させている。しかもスタイルだけではない、演説の内容は山本太郎同様、タブーに挑戦し、ワクチンやウクライナ問題も政府が主導してきた、既存の方向性とは真逆のことも平然と訴えている。
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