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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

『ロックフェラーに翻弄される日本』(2007年11月20日刊)  第5章 クリントン政権とロックフェラーの「罠」に嵌った日本 「日本版・金融ビッグバン」を要求したクリントン大統領

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2022年6月25日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ロックフェラーに翻弄される日本』(2007年11月20日刊)  第5章 クリントン政権とロックフェラーの「罠」に嵌った日本 「日本版・金融ビッグバン」を要求したクリントン大統領 ───────────────────────────────────  バブル経済崩壊後の日本は、平成大不況(1992年秋~2002年夏)に陥った。しかし、国際金融資本は依然として日本に対する攻撃の手を緩めず、ついに大蔵官僚を軍門に下し、橋本龍太郎政権をして「日本版・金融ビッグバン」に踏み切らせたのである。 米国のレーガン大統領が1982年に規制撤廃(デレギュレーション)を断行してから16年、英国サッチャー首相が「金融ビッグバン」に着手して14年もの年月が経っていた。  金融.証券.保険市場の開放に成功した日本において、国際金融資本が次に食指を動かしたのは、「個人金融資産1千200兆円」であった。いわば「個人金融資産開国」こそ、究極の狙いだったのである。  竹下登は1989年春に首相の座を下りた後も、引き続き政治の実権を握り、政界最高最強の実力者として院政を敷いて「闇将軍」の異名をとっていた。事実上の日本の舵取りは・現職の首相ではなく実は竹下登であった。  竹下登は、首相を事実上指名する「キングメーカー」であり、大蔵省・日銀を軸にして都市銀行や大手証券会社、大手生命保険・損害保険会社をはじめ広く金融・証券・保険業界にまで影響力を持っていた。とくにガリバーと呼ばれる野村証券の実力者である大田淵こと田淵節也(元会長)とは、密接な関係にあった。「金融の闇将軍」とも呼ばれた所以である。  米国は、クリントン政権下、グリーンスパン連邦準備制度理事会(FRB)議長(ユダヤ人、一九八七年八月に第十一二代FRB議長に就任)、ルービン財務長官(ユダヤ人)、サマーズ財務副長官(ユダヤ人)のちに財務長官)たちが協力して、米国の「双子の赤字」(財政赤字と貿易赤字)の解消に貢献した。
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