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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

蜜月だった維新と自民が一変。昨年の衆議院選挙直後、ある電話がもとで、松井一郎代表と安倍晋三元首相との関係が険悪になっていたという。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2022年6月3日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 蜜月だった維新と自民が一変。昨年の衆議院選挙直後、ある電話がもとで、松井一郎代表と安倍晋三元首相との関係が険悪になっていたという。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  6月2日配信の時事通信の記事によると、「日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は2日、立憲民主党が内閣不信任決議案提出に向け調整に入ったことに関し、『ぜひ不信任案を出して、岸田内閣も解散して、衆参ダブル選挙をやってもらいたい』と述べた」という。  これまで「ゆ党」とまでいわれ、自民党の補完勢力とみられてきた維新が、ここへきて自民党離れの発言が目立つようになってきた。参院選を前にした街頭演説でも、批判の応酬が繰り広げられている。蜜月だった維新と自民に一体何があったのか。一変するその背景として実は、昨年の衆議院選挙直後、ある電話がもとで、松井一郎代表と安倍晋三元首相との関係が険悪になっていたという。以下、国際政治の裏側に精通する情報通からの特別情報である。  昨年の衆議院選挙で議席を大幅に伸ばしたことで鼻高々となった松井は、安倍に直接電話をして、「うちと組んだら、政権は盤石だ。ひとつ大臣ポストをお願いしますよ」と言ったという。ところが、安倍はこの言葉に、激怒した。安倍にとって全ての口利きは、金次第。しかも、頭を下げて頼んでくるべきところを、あろうことか電話で頼んでくるとは何ごとか。しかも高く売ってくるかのような態度は無礼極まりない。「強姦男が何をいうか」と口を極めて激怒していた。  怒りが収まらない安倍は、創価学会を使って、松井に反発しそうな維新の議員を引き抜かせ、維新分断を仕掛けさせたという。実際、自公にとって、維新が40議席もとったことは政権を脅かされる存在になりかねない。分断作戦に乗った創価学会はすぐに実行した。 そこから松井は、自民党から距離を置くようになったという。しかし松井は、これから自民党内で復権するとみられている菅前首相との関係はいまも続いており良好だ。もともと維新は、大阪都構想で安倍から直前に梯子を外され、完全に煮え湯を飲まされた間柄だ。松井が慢心ともとれる態度に出たのも、ある意味で大阪都構想の「落とし前」だったかもしれない。 【参考】「首相は解散してダブルを」 松井維新代表
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