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板垣英憲（いたがきえいけん）情報局　～マスコミに出ない政治経済の裏話～

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世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で
行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速
報する。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　政治評論家　板垣英憲

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2～3年は岸田政権が続くだろうとまでいわれる傍らで、政界の最高位に上り詰めた細田議長の奇行「細田問題」が、政権を暗転させるかもしかもしれない。セクハラ疑惑も重大だが、別の心配もあるという。
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◆〔特別情報１〕
　セクハラ疑惑を週刊文春に報じられた細田衆議院議長は、26日、第二弾の続報が出たことを受け、「すでに事実無根として強く抗議したところだが、また、同趣旨の記事が掲載されていることに強く抗議する」とのコメントを公表した。
　岸田政権の支持率は上昇し、バイデン大統領との首脳会談では、地元広島でのG7の支持もとりつけ、まずまずの成果を上げたかのような流れである。参院選に向けた世論調査もまずまずで、2～3年は岸田政権が続くだろうとまでいわれる傍ら、政界の最高位に上り詰めた細田議長の奇行「細田問題」が、好調な岸田政権を暗転させるかもしかもしれない。実は、セクハラ疑惑も重大だが、別の心配もあるようだ。自民党二階派「志帥会」の重鎮に話を聞いた。


　もともと細田は、女性に対してはものすごく優しい人だ。小泉首相の郵政解散で、多くの小泉チルドレンが初当選を果し、そのなかでも女性だけの会が発足し、細田が呼ばれていたときもあったが、女性議員に囲まれ親しげに、際どい「お近づき」の言葉を投げかけていた。しかも、口調はものすごく優しい。女性に対して、優しく語り掛ける人なのだ。人によっては勘違いする場合もあるだろう。それも、細田は、ワインをよく飲み、真っ赤な顔をして、ポロッと際どい言葉を発してしまうようだ。細田が主張する「事実無根」は、ホロ酔い気分で言ってしまった言葉で、覚えていないということも考えられる。
あと、東大などの女性研究者に対して、特別に研究費をとってあげたりして世話をしてきている。女性研究者は男性研究者に比べて研究費が冷遇されているということから始まっており、世話になっている女性研究者たちから細田は、ものすごく慕われている。そのぐらい女性を大切にしてきた政治家だが、それが返って仇となって思わぬ展開になってしまった。
◆〔特別情報２〕
　細田にとっては、親しみを込めた際どい「お近づき」の言葉で、女性に対して親愛を込めたリップサービスぐらいのつもりで発していただろう。しかし、それも昭和の時代までは許されていたかもしれないが、令和のいまでは卑猥な「セクハラ」になってしまう。しかし、細田はそうした時代の変化を認識しないまま、昭和の感覚のまま常習化していたことだろう。そういう時代錯誤のオヤジはいまでも多々いるし、多くの若者を戸惑わせハラハラさせている光景はよくあることだ。しかし、これが「立法府を司る三権の長」である衆議院議長が発したとなると、やり過ごすわけにはいかない。国会の品位を損ねる問題であり、細田議長としても、事実であっても「事実無根」というしかない。

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