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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

プーチンは中国にそそのかされてウクライナ侵攻を決断した。中国は、世界的な関心をウクライナにクギ付にさせれば、その間に開かれる「全人代」を乗り切り、習近平政権を盤石なものにできると考えた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2022年3月9日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ プーチンは中国にそそのかされてウクライナ侵攻を決断した。中国は、世界的な関心をウクライナにクギ付にさせれば、その間に開かれる「全人代」を乗り切り、習近平政権を盤石なものにできると考えた。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは上皇陛下の側近でMSA資金の最終承認者である吉備太秦からの特別情報である。  緊迫するウクライナ情勢に対して、中国が「仲裁」を申し出てきたが、これはただ善人ぶっているだけのこと。仮に中国が、本気で仲裁しようと思っても、いまの状況で仲裁などできるわけがない。中国に限らず、仲裁の声をあげたイスラエルやトルコも同じ。仲裁を発言することによって、国際社会と連携してやっている印象を与えるメリットがある。仲裁などできないことがわかっていて、良い国の振りをして言っているだけだ。あれだけロシアとウクライナの言い分がかけ離れているのに、仲裁したからといって、その溝が埋まるわけがない。  プーチンがなぜウクライナ侵攻を始めたのか、そのキッカケは、中国にある。中国は、世界的な関心をウクライナにクギ付にさせれば、その間に開かれる「全人代」を乗り切り、習近平政権を盤石なものにできると考えた。そしてプーチンにウクライナ侵攻をそそのかしたのだ。中国では日本時間の5日午前10時から北京の人民大会堂で「全人代」が始まっている。中国の思惑どおり、世界はウクライナ侵攻に目を奪われ、中国「全人代」の報道は陰を潜めている。  ウクライナ情勢はこのまま長引く。亡命政権樹立の話が欧米から出ているけれども、ゼレンスキーにはその意思はない。EUは、ウクライナの加盟申請は拒絶するものの、亡命政権樹立を支援し、口出しはしていきたいと考えている。  何より、このままウクライナ情勢が泥沼化していくと、ロシア国内の経済的に年内持たない。プーチンにとっても、それが一番きつい。  ロシアの国債はデフォルトするだろう。そうさせまいとしてドル決済ではなくてルーブル決済で払えるように非友好国を指定し、ルーブルで債務返済できるようにした。しかし、ルーブル自体が半分以上下落しているので厳しい。ルーブル払いを可能にしてロシアの国債がデフォルトすると、実質的にロシアとの貿易は出来なくなる。そうなると、ロシア国内は反戦ムードになりプーチン打倒になっていく。結局、プーチンは自爆の道を選んでしまった。どんな大義があるにせよ、失脚は避けられない。プーチン失脚の後、ウクライナ侵攻をそそのかした習近平も失脚する。
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