━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2022年3月8日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ プーチンのスピーチの言葉「De-Nazification(非ナチ化)」とは。ドネツク沿いの湾の名前「Azov(アゾフ)」大隊は、ウクライナ傭兵部隊でナチス。ウクライナ国民の半分はナチスのシンパになっている。(satoko女史) ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは、在米30年超の個人投資家satoko女史からの、ウクライナ情勢のトップ情報のつづきである。 さて、プーチンの2月24日早朝の国民へのスピーチは、全文読むべきだと、沢山の人が言うので、私も読んだ。その中で、アレっと思ったのが、Demilitarization(非武装化)とDe-Nazification(非ナチ化)という言葉だった。その「ナチス」なんだが、ハザール人犯罪者集団の分派の一つが、Azov(アゾフ)大隊というやつだ。Azovというのはドネツク沿いの湾の名前で、この大隊は国防軍にも組み入れられているのだが、ロシア人が過半数のドネツクやルガンスクでは、ウクライナの傭兵部隊でナチスだ。記章はナチスのSSを模したものだ。これがロシア系住民を虐殺していた。(このウクライナ人傭兵については、3年位前にアル・ジャジーラのドキュメンタリーで見たことがあったが、ナチスのことなど全く言ってなかった。)これがなんでナチスなのかというと、一般論として、ウクライナ国民はまあ、ロシア嫌いが多い。ドイツ人のことをよく言うヨーロッパ人がないのとか、無知な韓国人や中国人が日本を嫌いなのと似ている。(その一方で、ウクライナ人はオリガルヒを一掃したロシアに憧れてもいる。) それで、ロシアと戦ったナチスは、敵の敵はお友達というのが、ひとつ。それから、前回書いたように、カナダの副首相クリスティア・フリーランドの母方祖父がウクライナのナチスのプロパガンダ担当だった。ナチスの地盤だったのだ。戦後は移民して逃げたナチスが多いのだが、ウクライナに残ったのもいた。第二次大戦中にゲットーで同胞を売って生き延びたユダヤ人指導者層もいたが、これもナチスのシンパだ。 ヒトラーは、ご存じのように、ウィーンのロスチャイルド一家の係累で繰り人形だ。「ナチス・プロジェクト」は、もともとハザール人犯罪者集団の世界征服戦略の中の戦術だ。それで、現在、ウクライナ国民の半分くらいはナチスのシンパになっている。残り半分は、ナチスには無関心。ナチス・シンパの家に行くと、ガレージに一杯、ナチス・グッズがあふれていたりする。ドイツではあり得ないことだ。 しかし、アメリカでの反応だが、この情報戦のど真ん中で、トランプ支持派でマスコミがフェイクニュースしか流さないことをよく知っている人でも、今回のマスコミのロシア・ウクライナ関係では、大騒ぎで「Russia、Russia、Russia」とロシアを悪者にするようなフェイクニュースを信じているので、私は本当に困惑している。先月のオタワで週末に2百万人ものコロナ規制に抗議する人が集まって、ストリート・パーティーで大いに盛り上がってみんなが楽しんだのに、マスコミは抗議活動の人の暴力とか、ホームレスの人の食べ物を盗んだとか、道路はゴミの山とか、ウソのニュースしか流さなかった。ここまでわかっていても、アメリカ人はなぜかマスコミの「ロシア侵攻」報道は信じるのだ。マスコミによる洗脳はそこまで徹底していたということだ。その上、独立系メディアの代表者の一人、スティーブ・バノンは、前々から資金源があやしいと思っていたのだが、今回は正体を現した。何と、「若い人は義勇兵としてウクライナに行け」とけしかけたのだ。911の後、アラブの人やイスラム教の人に対する差別や攻撃が始まったように、今回はロシア人差別だ。その中で、エリック・スウォールウェルという議員が、ロシア人学生は大学から追い出せ、と言い始めたのには笑った。この議員は、中国人女性スパイのファン・ファンに繰られていた人物だ。中国に帰国したファン・ファンは、まだハンドラーとして遠隔操作しているのだろうか。しかし、市民ジャーナリスト、デジタル・ソルジャーは、今回も大活躍だ。マスコミがウクライナ寄りのフェイクニュースを流すと、その数分後にはフェイクである証拠をインターネットで公開する。ロシアの攻撃と称してビデオゲームを見せていたマスコミは、ビデオゲームの会社から著作権の侵害で訴えられて、ニュースを削除している。古い写真の使いまわしや中国のガス爆発とか、ウクライナ兵のライフルが木や段ボールでできていたり、ライフルの弾倉がスッコーンと落ちたり、死体置き場で、死体が動き始めたり、いろいろ出てきて面白い。「キエフは緊迫した状況です」と言う西側テレビの女性レポーターの後ろは、普段と同じ静かな通勤風景だ。ロシア側のニュースは、多くの国で制裁を受けて、見られなくなっているが、私はこのところ、RTをずっと見ている。市民が始めたキエフなどの都市のライブ・カメラも複数あり、こちらも時々見ているが、全く静かだ。それで、フェイクニュースを流したら刑務所に行ってもらうという法律に、プーチンが署名したら、ロシア国内のBBC、CNN、CBS等はロシアでの放送を中止したが、フェイクニュースを流していたのを認めたようなものだ。 ◆〔特別情報2〕… … …(記事全文5,596文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)