━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2022年2月17日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 3月に菅派を旗揚げし、野党の超大物政治家と組むようなことになると、間違いなく自公政権はひっくり返される。安倍は菅を調略し、菅を通じて野党の超大物政治家を懐柔しようと試みているらしい。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは、自民党内部に詳しい情報通による、極秘情報のつづきである。 もし3月に菅義偉前首相が菅派を旗揚げし、野党の超大物政治家と組むようなことになると、間違いなく自公政権はひっくり返されてしまう。まさに政界再編、そして政権交代だ。その危機感を最も感じている安倍晋三元首相は、菅前首相を調略し菅派旗揚げの切り崩しを始めたということだが、安倍たちは、野党の超大物政治家をどうすれば懐柔できるかにいま、日夜、腐心している。一歩間違えば、政権をひっくり返される。まったく報道はされないが、菅が菅派を立ち上げ、野党連合と組めば、間違いなく政権はひっくり返される。だから、安倍は菅を調略して取り込み、菅を通じて野党の超大物政治家を懐柔しようと試みているのだ。 超大物政治家とは、言うまでもない小沢一郎先生のこと。安倍たちは、小沢先生を取り込むことで、二階俊博元幹事長を完全に外そうと目論んでいる。つまり、水面下での小沢と二階の連携を引き剥がそうとしているのだ。そのためには、なんとしても小沢先生を自分たちになびかせなければならないと考えている。 かつて小沢先生が掌握していた東北の建設利権、これらはいま長期にわたる安倍政権下で大半の建設利権が安倍によって剥奪されてきていた。その剥奪した利権を、小沢先生に戻すことを考えているという。建設利権だけではない、小沢先生がかつて金丸信から譲り受けた防衛利権も、安倍たちが奪い取っている。安倍は菅を通じて小沢先生に、「なあなあの関係でやれないか」という話に持っていこうとしているのだ。 ◆〔特別情報2〕 安倍の秘密後援会である「安晋会」幹部が経営するアパホテルでは、コロナ陽性者隔離のための宿泊療養施設として、ホテル一棟丸ごと政府に借り上げてもらっている。アパは既に、ドバイの大富豪に経営を乗っとられているといわれているが、いま、コロナ禍に乗じ、ホテルをほぼ全て宿泊療養施設にしたことで、空室のままでも政府からどんどんカネが入るようドル箱ホテルになっている。コロナ禍を好機ととらえ、次々と地方のビジネスホテルを買い上げている。そのアパホテルの上層部と関係の深い人物からの極秘情報によると、「安倍たちにとっては、なんとか小沢を抱き込まないと自民党は間違いなく政権を失う。とにかく小沢が水面下で動き過ぎており、その動きにみんなが乗り過ぎているため、ここは小沢をコントールする方法を考えなければどうにもダメらしい」ということで、安倍たちは、小沢懐柔のため、いろいろな策を練っているということだ。 その策のひとつが、奪った利権を戻すというもの。この話を、菅前首相を通じて小沢先生に持って行こうとしている。小沢が掌握していた東北の建設利権は、安晋会が中心になって大半を剥奪し牛耳っている。創価・公明も安倍たちに追随し、小沢の地盤を荒らし、さらに中国利権まで触手を伸ばそうとしている。しかし、それもこれも政権あってのこと。小沢に三度目の政界再編・政権交代をされてしまっては、すべてが水疱と帰す。ここは剥奪を止めて戻すという話で、なんとか懐柔し手打ちにしようとしている。それも表で取り込むことは出来ないので、裏で策略している。だからまずは菅を調略しようということだ。自公の相互推薦見合わせというのも、安倍たちの目論見と関係がないとはいえない。先の衆議院選挙で小沢先生の選挙区は、公明党が相当入り込んで三色旗をなびかせ、落選運動を展開していたほどだ。… … …(記事全文2,965文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)