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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

立憲はいま、れいわと維新の会から「草刈り場」状態になっている。「10増10減」を巡っては自公で波乱。3月から政界は、暗闘、果し合いの様相。しかしこの流れは、二大政党制の芽生えといっていい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2022年2月3日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 立憲はいま、れいわと維新の会から「草刈り場」状態になっている。「10増10減」を巡っては自公で波乱。3月から政界は、暗闘、果し合いの様相。しかしこの流れは、二大政党制の芽生えといっていい。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは、日本の政界内部に詳しい情報通からの特別情報である。  立憲民主党はいま、れいわ新選組と日本維新の会からの「草刈り場」状態になっているといっていい。「モーニング娘。」の元メンバーの市井紗耶香さんにしても、立憲から参院選比例で出馬が決まっていたのを辞退すると発表した。また立憲から出馬要請を受けていたタレントの高見知佳さんは、無所属で出ることとなった。これらの対応は、立憲から出ても当選できないという判断からに他ならない。当選できると判断すれば、立憲公認で出ただろう。当選できるだけの勢いは、いまの立憲にはないと判断されている。  今回、維新の馬場伸幸共同代表は「NIKKEI 日曜サロン」で夏の参院選の獲得議席について「(比例代表と選挙区あわせて)12議席を最低限の目標におく」と語った。改選の6議席から最低でも倍をめざすことになる。そうすると東京の選挙区もとれという話になり、蓮舫にガチで挑んでくる。ここで維新を叩かなければという焦りで、菅直人の「ヒトラー」発言になったということだろう。東京の危機感の表れに他ならない。かなり本気で焦っている。  小沢一郎先生は、公には何も語っていない。しかし、維新も国民も都民ファーストもれいわも上田新党も、最後は全部ひとつの連合体にまとめていく構想だろう。発想の時限が違う。間違いなくウィングを広げている。水面下の動きをみているとそれを強く感じる。だから、参議院選挙について小沢先生は、党を出たい人はどこでも好きな党に行って下さいというスタンスではないかとみている。立憲民主党も国民民主党も、ミニ政党になるかもしれない。特に立憲はそのくらい草刈り場になっている。しかし、小沢先生の頭のなかは、どこまでも「ひとつ」「ワンチーム」で大局をみているだろう。 ◆〔特別情報2〕  この調子でいくと、立憲は参議院選挙で大敗してしまう可能性がある。ただし、3月4月5月に政界で何かが起きるという声をよく聞く。恐らく、6月に区割りが変わるので、「10増10減」を巡って自公内で波乱が起きることは必至だ。「10増10減」をやるとなると、安倍晋三元首相は下手すると「(政治家として)即死」、つまり選挙に出られなくなるといわれている。つまり3月から日本の政界の、特に自民党内は暗闘、果し合いの様相になることは避けられないだろう。そのなかで特に3Aはかなり追いつめられていくのではないか。既にいまから自民党内は、揉めに揉めている。
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