━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2022年1月4日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 米韓スワップ協定の終了も、朴槿恵の特赦も、南北統一に向けての動きということだ。北京オリンピックが終わった後、統一の方向で動き出す。習近平体制を固めるのと同時に、統一に向けて朝鮮戦争を終結させる。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは上皇陛下の側近でMSA資金の最終承認者である吉備太秦からのトップ情報である。 米韓通貨スワップ協定は2021年末に終了した。スワップ契約期間は2020年9月までだったが、2回延期された。日韓のスワップ協定は朴槿恵時代に破棄されている。今回の米韓スワップ協定終了には、韓国が北京五輪の外交ボイコット追随への牽制ではないかといった憶測が流れているが、そうではない。米韓スワップ協定終了には2つ意味がある。 まずひとつは、韓国が貿易の主軸を日米から中国にシフトしたということ。これは、朝鮮戦争終結・半島統一へ向けての下準備だ。来年の3月に韓国大統領選挙があり、大統領は変わるが、この朝鮮戦争終結・半島統一への基本方針は変わらない。米国もそのことは了解している。そのうえでのスワップ協定の終了だ。そうなると、在韓米軍は時期をみて、撤退するため、いまから貿易の主軸を中国に移しておかないと、南北統一した後に、国家として立ち行かなくなる。つまり、その下準備ということになる。北朝鮮は貿易の9割は中国なので、それに向けての布石ということだ。 ◆〔特別情報2〕 2つめの理由は、時間がかかっていたMSA資金のゴールドの処理がここにきて、年明けから大きく動くようになってきたことが関係している。韓国としては、日本と、そして米国とのスワップ協定をなくしたので、盧泰愚元大統領の妻が持っていたゴールドを表に出さざるを得なくなった。盧泰愚大統領の妻が持っていたゴールドとは、当時の大統領であった朴槿恵が、セウォル号で済州島に持ち出そうとした金塊50トンのことだ。 そのゴールドを韓国のゴールドとして表に出すために、朴槿恵に特赦を出して自由の身にしておく必要があった。朴槿恵が大統領に復帰するということはないけれども、普通の人として表に出られるようにしておかないと、セウォル号で済州島に持ち出そうとした金塊50トンを動かすことが出来ない。そのゴールドがないと、日米ともにスワップ協定を破棄した兌換紙幣ではない韓国ウォンは、金の裏付けがなくなっているため、中央銀行として機能しなくなってしまうのだ。韓国中央銀行として50トンくらいのゴールドをウォンの裏付けとしてUBSの金庫番号をとっておけば、南北統一までデフォルトすることなく持ちこたえる。第二の日本である北朝鮮のほうは、ゴールドに関しては問題がない。米国もまず朝鮮半島を統一するということで動いているし、中国もその方向で動いている。… … …(記事全文4,276文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)