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板垣英憲（いたがきえいけん）情報局　～マスコミに出ない政治経済の裏話～

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世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で
行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速
報する。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　政治評論家　板垣英憲

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◆「猶太思想及運動」〈下〉四王天延孝陸軍中将著
　附録第三　シオンの議定書　　第三議定書
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　象徴の蛇……世界征服手段……世界的の経済恐壊……世界革命。

　吾々は今日将に目的を達せんとし居ると言へる、今少しの道しか残ってゐない。吾々ユダヤ民族の象徴たる両頭の蛇が、輪を締め合せるのはすぐだ。欧洲各國はその両頭の間に締め上げられること萬力の間に挾まれたと同様になる。

　憲法制度の秤の雨方の皿は平衡を失って顛覆するであらう。それは予め吾々が秤の支点を害なふ為に不安定な均衡を與へて狂はしてあるからだ。ゴイムは此の支点は余程しつかりして居ると思ひ込んで、平衡は取り戻せると希望をかけてゐる。併し此の支点たる支配者はつまらぬ家来共に妨げられ、宮殿を風靡する勢力者たる家来共特有の密議と云ふ偉大な力に引づられる。かくて支配者はその意向が人民の心の中まで届かないので、人民と一緒になり力を合せて権力の略奪者を防ぐことが出来ない。賢明なる王者の権力と、人民の盲目的の勢力とは吾々が之を切り離して居るので、最早どちらも何にもならぬのだ。それは此く離れ々々になれば杖を失った盲人と同様何にも出來ないからだ。
　権力階級の人々に権力の濫用を勧める為に吾々は總ての勢力を對立させ、その各勢力の自由主義的主張を獨立迄発展させることにした。吾々は此の方向に向って色々の発案を起さした。そして凡ての政党に力を附け、権力者を凡ての野望の目的物とした。吾々は國家を以て一の競技場化したので、そこには現今反國家運動が起つてゐる。やがて混乱と破産が各所に起るであらう。
　止め度のない法螺吹(ほらふ)きが議場と行政の諸會議とを討論會場化して仕舞った。勇敢な新聞記者、恥を知らないパンフレット屋は毎日の様に政府当局を攻撃する。権力者に對する誹謗は凡ての制度を決定的に破壊し去る準備になるのだ、それは民衆を激怒に到らしめるからである。
　人民は生活の困難から、嘗て奴隷や雇傭の時代よりもモット難儀な仕事に逐ひ込まれる。以前の奴隷的雇傭からは何とかして切り抜けたが、生活の困難からは中々脱却出来ない。吾々が憲法に書き込んだ人民の権利と云ふのは幻夢的のもので決して實行の出来るものではない。無産者たる労働者は骨の折れる仕事に腰を屈めて働き運命に弄ばれて居るのに、饒舌家は饒舌する権利を與へられ、新聞記者は眞面目な事も書くが飛んでもないことをも書く権利を與ヘられてゐるのはどう云ふ訳か、労働者には吾々の代表者を選拳して呉れるお礼として吾々の食卓のパン屑を受取る丈の権利しか憲法が與ヘないのはどう云ふ訳か。共和國の憲法は此等の不幸な人々にはひどい皮肉である。と云ふのは殆ど毎日働かなければならぬから憲法を使ふことが出来ない。此くの如き必要から親方か仲間が組織する罷業に頼らざるを得なくなって、恒久且つ確實な生活の保証を捨てゝ終ふことになる。

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…（記事全文4,325文字）