━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2021年12月21日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 8年に及ぶ安倍政権時代の悪政が暴かれつつあり、窮地に立たされている安倍晋三元首相はなりふり構わず、高市早苗政調会長とともに過激発言連発で「目くらまし」に躍起 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは自民党二階派「志帥会」重鎮からの特別情報である。 自民党は安倍・麻生の院政に甘利が加わって、完全に二重政治になってしまっている。表の政治家と裏の政治家がいて、表の政治家の上に、いわゆる古参で実力のある政治家たち集めた組織を安倍晋三元首相がつくったという。その組織に、二階俊博元幹事長は入っていない。ところが、二階を裏切った林幹雄が入っている。これから再び、安倍・麻生+甘利の3Aと二階派は激突する。岸田首相は、安倍・麻生にとっては、八方美人でどうにでもなる存在と考えられている。岸田首相は、国民に向けては強気の発言をして、いかにも影響力があるかのように振舞っているけれども、安倍・麻生に対して裏では、なんでも「イエス、イエス、オーイエス」とまるっきりイエスマンなのだという。 しかし安倍は、8年に及ぶ安倍政権時代の悪政が暴かれつつあり、実は窮地に立たされている。国交省の書き換え問題は、これは明らかに安倍潰しだ。 結局、いま岸田政権を実際に動かしているのは、安倍・麻生+甘利ということになる。甘利は選挙区で落選したので、力を失ったかのように見えるけれども、安倍も麻生も、それほど頭脳明晰といえる政治家ではない。はっきり言ってバカだ。しかし、甘利は違う。頭のキレる策士だ。それと、半導体に関しては、甘利がいまも業界をまとめる立場にある。今後、日本を半導体分野で世界一に押し上げようという動きのなかで、甘利は欠かせない人物だといわれている。表舞台には立たなくても、半導体分野において影響力を持っている。 かつて自民党では派閥をなくそうという動きがあった。いまそれと同じ動きが出始めている。派閥の垣根を取っ払って、安倍派と麻生派で実権を握ってしまおうとしている。自民党という政党を表から見れば、派閥があるけれども、裏に回って見ると派閥はない。その裏側には、古参の実力者を集めた院政の組織がある。その組織を安倍がつくったというのだ。安倍はまだ若い。もともとは中国の息がかかっていたはずの安倍が、いまや対中国で過激発言を繰り返している。そのなかで、イエスマンの岸田首相は困っている。竹下派にしても茂木が会長になったことで、安倍・麻生に近くなった。この安倍・麻生の院政組織が、完全に二階派を潰すつもりで動いている。しかし、その二階派も、二階の為にと動く連中はそう多くはない。 ◆〔特別情報2〕… … …(記事全文3,416文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)