━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2021年10月19日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 安倍元首相は甘利幹事長を使って、自民党を安倍派にする改革を進めてく。この動きを阻止するには、政権交代しかない。野党共闘は「小沢マジック」発動で一気に一本化が整い、これで面白い選挙になる。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは日本の政界事情通による、自民党内部のトップ情報である。 安倍元首相はこれから甘利明幹事長を使って、自民党を安倍派にする改革をどんどんしていくつもりだ。安倍と甘利は表裏一体の関係にある。 安倍派に取り込まれていく人だけに、ポストを与えるようになっていく。甘利の働きにより、安倍には資金が豊富にある。100兆円でもバラ撒けば、みんな安倍派になびいていく。竹下派も会長の竹下亘が亡くなり、安倍に近い茂木敏充外相が跡を継ぐことになれば、竹下派も安倍派に取り込まれるだろう。いろんな派閥が会合に安倍を呼んでいるらしい。呼ばれていくところには、カネをバラ蒔いていく。バラ撒きは、安倍家のお家芸でもある。父・安倍晋太郎と洋子夫人は選挙となると、二人してリュックサックに紙幣を詰め込んで東京から山口に向かってお国入りし、有権者にどんどんカネを配っていたことは有名である。コロンビア大学教授ジェラルド・カーティスの代表作「代議士の誕生」にもそのことが描かれており、配り方は天下一品だったという話は、いまでも語り草になっているほどだ。安倍・甘利の動きを阻止するには、選挙で政権交代するしかない。 野党共闘がまとまらないうちにと、岸田首相は奇襲のつもりで選挙を早めたつもりだったけれども、どっこい野党も押されっぱなしではなかった。立憲民主党の平野博文選挙対策委員長の機転で、野党候補一本化に向けた交渉役を小沢一郎先生に依頼し、その甲斐あって間一髪、「小沢マジック」で見事に一本化を整え、野党共闘体制を形成した。ガチンコ対決で、面白い選挙になるだろう。一本化のための調整では、比例単独候補(10月16日発表時点)には、小沢一郎先生に近い候補者が入っている。国民民主党からの合流組も多く見受けられる。 ▽南関東 ・金子健一(63)元職 2009年7月21日、小沢一郎の政治団体「陸山会」より500万円の寄付を受け、2010年の民主党代表選では小沢に一票を投じた… … …(記事全文3,899文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)