━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2021年10月5日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 幹事長を降りた二階はいま「ヤラれた。騙された」という言葉を口にしている。3A連合政権では甘利が何かと口を挟んで二階は完全無役、甘利のドス黒い数々の金権疑惑隠しで「奇襲解散」となった ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは自民党二階派「志帥会」の重鎮からのトップ情報である。 二階俊博元幹事長は、次の選挙にどうしてももう一度出たいことを訴えた。二階の選挙区である和歌山3区には、和歌山県選出の世耕弘成が鞍替えでの出馬の準備を進めてきていた。二階が引退するタイミングでの鞍替えを模索してきており、次の選挙で二階が引退する可能性が高いとみて、世耕は衆議院出馬の動きを早めていた。しかし、二階としては地盤を息子に譲りたいと思っており、さらに後継問題では親族で揉めていることあって、もう一期続けるしかない状況にある。しかし、動き出した世耕は出馬の意向を下げるつもりはなく、いま世耕に鞍替えで出られてしまうと高齢の二階では勝てそうもない。そこで二階は、この総裁選で二階派票をカードとして安倍と会談したのだった。そして岸田政権が誕生したのだが、二階はいま「ヤラれた。騙された」という言葉を口にしている。 二階は安倍に「もう一期やらせてくれ。世耕を出さないでくれ」と頼み込んだ。安倍は二階の要望を受け入れ、「今回の選挙においては世耕の出馬を押さえる」と約束した。ただし、「その次の選挙では世耕を(和歌山3区に)出させる」と言った。そういう約束を交わしているため、岸田政権での二階の処遇はかえって難しくなった。もう一期選挙に出ることを約束し、二階派から2人の閣僚が出たことで、二階を無役にするかどうするか、微妙になっている。しかし、二階はいまとなっては「ヤラれた」「騙された」と言っている。もう一期選挙に出ることと、副総裁か副総理、または議長か拉致問題特命大使といった、なんらかのポストを条件に岸田を勝たせることで手を組んだはずが、結局総裁選が終わると、「世耕を出すぞ」と言われて、二階自身の役職は消えた可能性がある。 ◆〔特別情報2〕 副総理か議長といった二階のポストが立ち消えになったのは、二階に代って幹事長に就いた甘利明が口を突っ込んだからだという話だ。安倍・麻生・甘利の3A連合政権では、甘利が何かと口を挟んでいる。しかも、麻生と安倍が喜びそうなことを、捲し立てるように喋りまくっているという。岸田政権の作戦を立てている参謀は、甘利のようだ。甘利は、昔から謀略に長けており、うまく取り入って政権の中枢に入り込んできた。それを横目に見て来た石原伸晃が腹を立て、ハマコー(浜田幸一)の息子の浜田靖一を使って甘利明の金権問題を暴露させた。甘利にまつわる金権問題は他にも山のようにあるという。甘利はスネにキズだらけで、もし閣僚になったら、国会の追及は避けられないほど真っ黒な金権問題まみれなのだといわれている。そうした閣僚にはなれない事情があり、だから幹事長なのだそうだ。幹事長ならば、少なくとも国会でやられるということは避けられる。とにかく、甘利は、叩けば埃だらけ、スネのキズも数えきれず、いくらでもボロが出てくるらしい。 また、麻生がミャンマーでやっていることは、まるっきりギャャグだ。ミャンマーの麻薬と金・銀は麻生の利権で、特に金は、モンゴル経由で刻印を入れてないミャンマー産のゴールドバーをロシアにどんどん売って儲けている。魔の三角地帯の麻薬利権も麻生が握っており、アウンサンスーチーと組んでやってきている。その配当を巡ってミャンマー軍と揉めているといわれている。それにはオバマやクリントンやヒラリーも関係している。… … …(記事全文2,933文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)