━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2021年9月27日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 菅首相訪米中、安倍晋三前首相の母・洋子夫人が動き、二階俊博幹事長が「高市支持」で安倍と手を組んだという。自民党総裁選は恫喝・イヤガラセに加え、お得意の買収合戦が猛烈に繰り広げられている。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは自民党二階派「志帥会」重鎮からの特別情報である。 河野派陣営に対する、高市を推す組織からのイヤガラセは日を追うにつけてヒートアップしてきている。連日のように、電話による脅しや嫌がらせはもちろん、推薦人の自宅や事務所に「お前殺すぞ」という張り紙をされるなどの恫喝が続いている。ある推薦人は、身の危険も感じるようになり、警察に通報して警護を頼んだと、涙ながらに訴えてきたという。 そうした状況のなか9月25日、信じがたい情報が飛び込んできた。二階俊博幹事長と安倍晋三前首相が「高市支持」で手を組んだという話だ。取り持ったのは、安倍の実母・安倍洋子夫人だという。もともと、二階が顧問を務めるモンゴル友好議員連盟の関係で、モンゴルへの訪問に洋子夫人を招待したことから、安倍家の家族会議に呼ばれるほど洋子夫人から大きな信頼を得てきている。洋子夫人が、菅首相訪米のタイミングを見計らって、「二階・安倍」連合に動いたとみられる。 この話を聞いて、二階派のなかで河野についている人たちは、ガックリきている。菅首相が訪米するタイミングでの話だけに、様々な憶測が飛び交っている。米国バイデン政権は、「河野支持」といわれており、そのこともあって、退陣直前の菅首相の異例の訪米となったのではないかともいわれている。それを察知した安倍は、母・洋子夫人を使って二階の取り込みに動いた。安倍は、死に物狂いでカネをバラ撒いており、当然、二階にも納得のいく金額が渡ったはずだ。ポストと、二階の選挙区である和歌山3区への鞍替えを狙ってきている世耕弘成参議院議員を出馬させないようにするといった条件も提示したのではないかともみられている。 ◆〔特別情報2〕 9月27日の読売新聞は「自民総裁選、決選投票が確実な情勢…河野氏は過半数に届かない見通し」という見出しをつけて、総裁選終盤の情勢を以下のように報道した。… … …(記事全文3,260文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)