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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

◆「猶太思想及運動」〈下〉四王天延孝陸軍中将著  第七篇 第五章 第二世界大戦の序幕(其二)欧洲大戦(2)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年9月26日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆「猶太思想及運動」〈下〉四王天延孝陸軍中将著  第七篇 現代のユダヤ運動  第五章 第二世界大戦の序幕(其二)   欧洲大戦(2) ───────────────────────────────────  以下この開戦に至る間に於けるユダヤ側の開戦促進に関する若干の事實を明にして、本戦争がユダヤ戦争の一種たることを明にし、今後の発展に於て之を知らずして盲進するの危瞼を指摘せんとする。  墺(オーストリア)はチェツコ、スロワーキヤ、ハンガリヤを包含する墺匈國(オーストリア・ハンガリー)國時代にはユダヤ人口二百二十五萬を有する世界に於ける第三位の大ユダヤ居住地であって、その勢力は各界に深く侵入して居た、第一世界大戦も墺國(オーストリア)が主役となって起ったのである。ヒットラーの"我が戦闘(マイン・カンフ)"を繙くとき、先づ注意されるのは彼の子供心に映じたユダヤ問題である。日本婦人を母とする伯爵クーデンホフ・カーレギーがフリーメーソンに加盟し、ユダヤ女優を妻とし、その使嗾を受けて汎ヨーロッパ運動を展開したのも墺國(オーストリア)首都ウインからである。 日支事變勃発の起点たるユダヤ人マルコポーロ橋畔に於ける射撃事件の九日前、即ち六月二十八日(先回の大戦勃発の動機たる墺國(オーストリア)皇太子暗殺紀念日兼國際聯盟創立相談のフリーメーソン大會紀念日)にウインに於て、萬國基督教徒のユダヤ親善協會(インターナショナル・クリスチヤンス・アツソシエーシヨン・フオア・ゼ・アプローチ・ツー・ゼ・ジュウス)の會合が開催され、英國聖公會派からはカンターベリー僧正一派のものが參加したと傅(つた)へられ、その大僧正は七月七日のマルコポーロ橋事件の演説をロンドンのアルバート・ホールで行った時には日本に對する誹謗を浴せたと傅(つた)へられる。元来左様なユダヤ勢力の盛な國であるのみならず、國際聯盟が戦後に墺國(オーストリア)の財政問題に就ては肝入りをして居たのであるから、盆々ユダヤの威力は伸びて居たと見られる。故に一民族、一國家を唱へるヒツトラーには好意を寄せない分子が多い筈である。この國が獨、伊両國の間に介在して居ることは甚だ不利であることは明である。自ら墺國(オーストリア)に生れドイツ軍隊で育ったヒツトラーが敢然として墺國(オーストリア)合邦の挙に出たことは國防問題民族問題からも又ユダヤ問題からも適当の事であった。  その年のニュルンベルクに於けるナチス党大會には初めて墺國(オーストリア)からハーケンクロイツ旗を樹てゝ多数の參列者が押し寄せるのを見た。当時既に数ケ月に亘ってチェツコのズデツテン問題が喧しくなって居た折、第三インターナショナルは其の事務總長ユダヤ人デイミトロツフを飛行機に乗せてチエツコの國内に送って共産党大會に出席して、ドイツの要求を拒絶せよ、チエツコの背後には蘇聯あり、と焚き附けた。チェツコ・スロワーキヤの大統領ベネシユはユダヤ人で此等の聲援(せいえん)を得てドイツに對抗(たいこう)したことは言ふ迄も無い。  佛國に於てもズデツテン問題を以てドイツと開戦するや否やに就て議論もあったが、極力開戦論を主張し、ミュンヘン會議で片の附く最後の瞬間までドイツ討たざる可らずといきまいたのは、殖民大臣ユダヤ人マンデル(ロツトシルド)であった。この人は後に内務大臣になり、今回の欧洲大戦にも相愛らずドイツに對する開戦主張者であって、敗北後その責を問はれ牢獄にありと傅へられる。佛印方面に援蒋物資が盛に運ばれた頃は、殖民大臣としての彼が大活躍をしたことが喧傅された。
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