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板垣英憲（いたがきえいけん）情報局　～マスコミに出ない政治経済の裏話～

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世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で
行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速
報する。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　政治評論家　板垣英憲

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◆「猶太思想及運動」〈下〉四王天延孝陸軍中将著
　第七篇　現代のユダヤ運動
　第五章　第二世界大戦の序幕（其二）
　　欧洲大戦(１)
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　ヴエルサイユ條約の破綻……墺國（オーストリア）併合よりチェックの危機……蘇聯（ソ連）の豹變、英の遅疑は極東への顧慮説……ユダヤ人デイミトロッフの活躍……佛國ユダヤの活躍……共産党の反獨狂奔……佛國の反共反猶……グリンツパン事件……第二大戦は國際聯盟改造強化を狙ふ……金経済維持の為の大戦か……米國大使半ユダヤ人ブリットの活躍……ブリットの波蘭（ポーランド）使嗾……ユダヤ人が英佛を結合させた……世界大戦に関するユダヤの豫告……欧洲戦争はユダヤ戦争なりとの告白……フリーメーソンの對フハツシヨ決議。

　今次欧洲大戦の原因は一二に止まらないが、ヴエルサイユ條約が禍根を造って置いたのみならず、軍備條項等の運用亦意の如くならず、ドイツとして敢然立って之を破棄するの止むなきに至らしめ、而かも之に對して初期に何等對抗手段を抗じ得なかったことなどは何人の眼にも第一に映ずる所である。

　筆者が第一世界大戦後より観測した第二大戦必至論の根拠は前項の如き見易きものではなく、第一世界大戦はその立案者に於て一半の目的を達したばかりで、露、墺國（オーストリア）、獨の三大帝冠は失はしめたが、世界革命は中道にして退避側線に入り、國際聯盟も思ふに任せず、パレスタインもアラビヤ人との衝突によって他の目的を達して居らぬから、早晩第二大戦を招来し、其の間に第二の世界革命を行って残りの帝冠を落とし経済組織に大變革を起さしめるに努めるであろうと判断したのである。
　又皇紀二千五百九十三年ヒットラーがドイツに於て政権を獲得した事は世界のフリーメーソン及びユダヤ民族をして戦慄せしめた筈であって、是非ヒットラーを倒すことを念願し、最初数年の間は経済力を以てドイツを倒さんとし全世界的ボイコットを用ゐ眞剣に對獨封鎖を計ったが、効果少いので終に武力を以てドイツを壊はそうと計る様になり本格的に戦争指導に乗り出すことになった。

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