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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

総裁選一発当選を狙う河野太郎。麻生派53人のうち、30人が河野を支持し、各議員は手持ちの党員約1000人に電話をかけまくって支持を依頼。しかし、麻生太郎はどんな手を使ってでも河野を通させない。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年9月15日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 総裁選一発当選を狙う河野太郎。麻生派53人のうち、30人が河野を支持し、各議員は手持ちの党員約1000人に電話をかけまくって支持を依頼。しかし、麻生太郎はどんな手を使ってでも河野を通させない。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは、自民党二階派「志帥会」の重鎮からの総裁選情報である。  石破茂が出馬を断念して河野支持にまわった。あと福田達夫衆議院議員が代表世話人に就任した「党風一新の会」に90人が参加した。小泉進次郎も記者会見を開き、河野太郎支持を明言した。これで若手の多くは河野太郎に入れることになるだろう。河野太郎にとっては追い風となっているとみるけれども、「党風一新の会」に90人にしても、自主投票には変わりはないので、90人のうちどれだけ河野支持にまわるかはまだわからない。しかし河野太郎が当選するには、さらに若手が団結していかないと厳しいだろう。決選投票になったら、河野太郎はいまのままでは勝てない。最初の投票で、過半数以上とらないと難しい。実は、まだ二階幹事長は誰を支持するとも明言していない。ただ菅首相は河野太郎の支持を二階に頼んできているので河野支持になるだろう。河野が総理になった場合は、二階を副総理にするという話も出ている。岸田のところからは、副総理の話すら出てきていない。二階が、岸田を支持することは、まず考えられない。ただ、もともと河野は仲間をつくってきていない、そこが最後に響くことになるかもしれない。いまのところ、各派閥に投票の縛りはないということになっている。いまの段階で、麻生派53人のうち、30人が河野太郎を支持している。各議員は、地元の手持ちの党員約1000人に電話で支持を依頼している最中のようだ。河野は、国民の人気は高いものの、同じように党員の人気があるかというと、そうとは言い切れない。ただし今回、石破が出馬せずに河野支持にまわったことは、党員票が河野に上積みされる可能性は出てきた。河野としては、一発当選を狙っているだろう。  ちなみに自民党の党員は100万人いるといわれている。党費は年間4千円でそのうちの半分2千円は党本部へ、残りの半分の2千円が県連に入る。党員集めにはノルマがあるため、名簿だけ登録してもらって、党に納める党費を議員が持っているケースもある。  選挙の顔が誰になろうと選挙に響かないベテランは、安倍・麻生の操り人形となる岸田支持となる。当選回数の少ない若手は、次の選挙に生き残るために、国民から人気の高い河野支持にならざるを得ない。その若手に菅・二階がつくことになるのが奇妙なところだが、本質は二階降ろしから端を発した「菅・二階vs安倍・麻生」ということだ。若手は、安倍・麻生政権に対して、国民からの審判が厳しく下ることを肌で感じている。 ◆〔特別情報2〕  ここからは、政界の情報通からの自民党内部の情報である。
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