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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

横浜市長選の自民敗北に自民党は青ざめており、これで9月解散はなくなった。自民党は、コロナ緊急事態を理由に選挙を出来るだけ先延ばしにすると言い出している。そして二階幹事長の去就も囁かれ始めた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年8月24日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 横浜市長選の自民敗北に自民党は青ざめており、これで9月解散はなくなった。自民党は、コロナ緊急事態を理由に選挙を出来るだけ先延ばしにすると言い出している。そして二階幹事長の去就も囁かれ始めた。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは、政界事情通からの秋の政局、トップ情報である。  日本の第二の都市・横浜市長選で菅自民党は惨敗した。これは自民党にとって大問題だ。ハマのドンこと藤木幸夫会長が立憲の山中氏についたのが勝因だった。自民党は、まさか菅首相の大スポンサーであり、小此木八郎の名付け親で親子二大にわたって支援してきた藤木会長が立憲の応援にまわるとは、まったくの想定外、青天の霹靂だった。これで、9月の解散は出来なくなった。自民党は、コロナの緊急事態を理由に選挙を出来るだけ先延ばしにすると言い出している。横浜市長選の結果に、自民党は青ざめており、その続きで解散選挙となったら、自民党は惨敗してしまう。もう法律も何もない。いまは緊急事態だから、選挙の延期はできると言い出している。  第二の都市がやられてしまったのだから、政権を死守するためには、何でもありの状態になっている。ただし、総裁選は解散の前になんとしてもやると言っている。総裁選はやるけれども、解散総選挙は緊急事態で、先延ばしという、なんとも手前勝手な話になってきている。そうでもしないと大変なことになるということだ。選挙を先延ばしにして、その間に、国民に10万円を給付してしまおうということらしい。そうでもしないと、とてもじゃないが自公政権はもたないということだ。 ◆〔特別情報2〕  そして、菅首相続投の支持をいち早く口にした二階幹事長は、恐らく、次の選挙には出ないで引退するだろう。ただ、自分の地盤に三男に継がせたいけれども、虎視眈々と選挙区への鞍替えを狙ってきた世耕がここぞとばかりに出てくるだろう。二階としては、少しでも世耕にとって不利なように、引退するにしても解散ギリギリの発表になるだろう。  二階派を足掛かりに国政復帰を狙っていた小池百合子都知事だが、ここへきてテクノシステム融資詐欺事件に秘書が関係していたことで動きがとれないでいる。どうも小池の国政復帰シナリオは、CIAの二階潰しによりり楔を打たれてしまっているようだ。二階潰しは、二階派潰しにまで発展する可能性がある。いくつかに割れて、草刈り場になるだろう。ただし、菅首相を総裁選で勝たせるため、二階派を持ち堪えさせる。
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