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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

インドのモディ首相はアフガニスタンのガニ大統領と気脈を通じて、カンダハルにインド総領事館をつくり、インド兵工作員をパキスタンに送り込み、過激派の仕業に見せかけた工作テロを起こしていた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年8月23日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ インドのモディ首相はアフガニスタンのガニ大統領と気脈を通じて、カンダハルにインド総領事館をつくり、そこからインド工作員をパキスタンに侵入させ、タリバンの仕業に見せかけた工作テロを起こしていた。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは中東情勢に詳しい外国人ジャーナリストからのトップ情報である。 米軍がアフガニスタンに侵攻してからは、パキスタンでは、テロが頻発して起きていた。いろいろな町の、いろいろな集まりで、自爆を含めたテロが多発してきていた。それらはみな、タリバンやタリバンに連なる過激派テロリストが引き起こしていたと思われ、そのように報道もされてきていた。しかし実は、インドがタリバンの仕業と見せかけて仕掛けたテロだった。どのような仕組みになっていたかというと、インドのモディ首相はアフガニスタンのガニ大統領とは気脈を通じており、アフガニスタン南部のカンダハルにインド総領事館をつくり、そこからインド人の兵士や工作員をパキスタンに派遣して、タリバンの仕業に見せかけた工作テロを起こしていた。そうしたインド工作テロが、タリバンや過激派イスラム教徒が起こしていたと報道されてきたのだ。しかし、アフガニスタンからインド兵1500人がインドに退避してからは、パキスタンではテロはなくなり、静かになっているという。  そのことでインドのモディ首相は、対アフガニスタン政策で相当なお金を使ったということで、国民から痛烈な批判を受けており、支持率が66%だったのが、26%にまで下がってしまった。  モディ首相は、派遣する兵士や工作員をインドで訓練をし、アフガニスタンに総領事館をつくり、そこに訓練を受けた兵士たち1500人を投入した。そこからパキスタンでテロを起こすように送り込んでいた。  パキスタンとタリバンとの関係は深い。米ソの緩衝地帯だったアフガニスタンで1978年に「社会主義革命」が起こり、その後、ソ連に先導される社会主義陣営と米国に先導される資本主義陣営とが衝突する場になっていった。そうしたなか、革命後の政権運営の混乱のなかでソ連離れが目立ち始めると、1979年12月ソ連はアフガニスタンへの軍事侵攻を開始した。ソ連のアフガニスタン侵攻に米国が軍事介入、親米政権のパキスタンは米国と同盟国として、侵攻してきたソ連と親ソ連アフガニスタン革命政府連合軍との戦いになっていった。ソ連は9年2カ月に及ぶ戦争に敗れ1989年2月アフガニスタンから撤退。その3年後の1991年にソ連は崩壊する。  しかし、アフガニスタンでは社会主義革命政権は続き、国内には混乱が続いた。そうしたなか、1994年3月頃アフガニスタン南部でタリバンという組織が結成される。反ソから発生したゲリラ内戦が続いたことで、国土と人心は荒廃し、その世直しのために登場したのがタリバンだった。
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