━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2021年8月19日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「八ちゃんは、まだ先があるのだから我慢しろ。手伝いは出来ない」ハマのドンこと藤木幸夫会長が横浜市長選挙で命を賭けてヒートアップする「菅潰し」と実質支持率10%「菅アレルギー」で自民党は敗北する ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは、ハマのドンこと藤木幸夫会長をよく知る横浜の事情通からの情報である。 横浜市長選挙は、菅政権は最悪の状態だ。自民党は菅首相の肝いりで国家公安委員長だった小此木八郎が市長選挙に出馬した。選挙が序盤は、こんな決起大会は自民党員でも見たことがないというくらいの盛り上がりで快調な出足だった。ところが日を追うごとにコロナ失政続きの「菅アレルギー」が出てきて、いまや小此木の当選は危なくなってきている。「菅アレルギー」は酷く、実際の支持率は10%程度だ。菅首相は、最終日には小此木氏の応援に入りたいと思っているようだが、日増しに酷くなる「菅アレルギー」からみると、菅首相の応援は逆効果になるだろう。 ハマのドンこと藤木幸会長の港湾協会が8月17日、横浜のロイヤルホールで、立憲公認の山中竹春の決起大会を開いた。藤木会長は、いよいよ本気で終盤に向けて動いていく。藤木会長のもとへは、小此木八郎の母が泣きながら何度も電話をかけてきたり、手紙も送ってきたりして支持をお願いしている。しかし藤木会長は「申し訳ない。今回は、八ちゃんの手伝いは出来ない」と言い、また本人にも、「八ちゃんは、まだ先があるのだから我慢しろ」と意思を伝えているし、小此木家の墓参りにも行って墓前に手を合わせ、意思を伝えている。それだけ藤木会長の「菅潰し」は本気ということだ。もともと菅の大スポンサーだっただけに、現在も関係は続いているのではないかと、いろいろと取り沙汰されてきているけれども、しかし、菅首相からの電話は、秘書が全く取り合っていないのが実情だ。 ◆〔特別情報2〕 ただ、正直なところ、立憲民主党公認の山中竹春氏の藤木会長の評価は必ずしもよくない。一年前ならまだしも、いまどきワクチンの専門家などといって選挙に出たりするような山中竹春が横浜市長になって、横浜は大丈夫なのかという思いではある。けれども、とにかく藤木会長は仁義で動く人で、山中氏がどうこうよりも、とにかく菅首相潰しと、現職市長の林文子潰しで、横浜市長選に命を賭けている。 藤木会長は、イデオロギー的には枝野代表の立憲は大嫌いなのだが、ただ港湾の近代化で、横浜青葉区選出の立憲の江田憲司に恩義があるようだ。今回の市長選でも、横浜のIR誘致反対のいい候補者はいないかと江田憲司に相談したところ、江田は山中竹春を連れて来た。藤木会長は江田憲司のほか、立憲ではないが京都の前原誠司にも恩義があると言っている。(前原の妻は、藤木会長と兄弟分であった山口組の田岡組長の隠し子といわれている)… … …(記事全文3,531文字)
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