━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2021年7月15日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 米国はタリバンとの間で、一人の兵士も残さず完全撤退するこことを約束した。ところが約650人の兵士を、米国大使館を守るために残すと言い出した。不穏の動きにタリバンは激怒、警戒感を強めている ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 産経新聞は7月15日、「米政権、アフガン人通訳を国外退避へ ブッシュ元大統領は米軍撤収を批判」という見出しをつけて、「バイデン米政権高官は14日、アフガニスタンの駐留米軍や米政府機関で通訳や翻訳係などとして協力したアフガン人とその家族らを7月最終週から空路で国外に退避させると明らかにした。(中略)一方、2001年の米中枢同時テロを受けて米軍によるアフガン進攻を決断したブッシュ元大統領(子)は14日、ドイツ公共放送ドイチェ・ウェレのインタビューで、バイデン政権によるアフガン駐留米軍の撤収について「信じ難いほど悪く悲惨な結果をもたらすだろう」と述べ、政権の対応を批判した。」と配信した。 https://news.yahoo.co.jp/articles/6ad58ac0f7385e20253587b778420153e64fbdff 以下は中東情勢に詳しい外国人記者からのアフガニスタン情勢についてのトップ情報である。 米軍完全撤退後のアフガニスタンはでは内戦が始まる。 そしていま、アフガニスタン隣国のパキスタンと米国の関係が非常に悪化している。6月7日にパキスタンで大きな列車同士がぶつり横転した大事故があり20名以上の死者が出た大惨事となったのだが、米国政府はパキスタンのカーン首相にお見舞いの電話をかけたのが、バイデン大統領ではなくハリス副大統領だったため、電話を受けたカーン首相の秘書は、立場が違うことを理由に、カーン首相に電話を繋げなかった。バイデン大統領がかけてきたら繋げますと言ったが、その後、バイデン大統領からの電話はなく、カーン首相のほうも「バイデン大統領の言いたいことは常にわかっているから、電話はいらない」と言った。言いたいこととは、アフガニスンタン撤退後のタリバンへの監視に協力要請のことで、カーンは「協力は一切出来ない。協力しない」と早々と断っていた。そのことで米国はものすごく怒っていた。そのことから、いま米国とパキスタンの関係はこれまでになく関係が悪化している。米国は、協力を拒んだパキスタンに代って、カタールがタリバン監視に協力することになって、米国はアフガニスタンに対して益々強気な態度で出てくることになるだろう。以前、カタールでは、米国とタリバンが会談をしたことがあった。… … …(記事全文5,310文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)