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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

◆「猶太思想及運動」〈下〉四王天延孝陸軍中将著  第六篇 近代のユダヤ運動  第二章 第一世界大戦 (1)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年6月27日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆「猶太思想及運動」〈下〉四王天延孝陸軍中将著  第六篇 近代のユダヤ運動  第二章 第一世界大戦 (1) ───────────────────────────────────  現大戦は第一世界大戦の第二幕……第一世界大戦の眞の原因は大戦終つて猶不明と言はる……墺國(おうこく=オーストリア)皇儲(こうちょ)の暗殺は確に薪に鮎火……暗殺は實行の二年前フリーメーソンにて決定……セルビアの暗殺犯人訊問裁判記録……フリーメーソンは殺人を許す……第一世界大戦と猶太解放と關係諸文献……猶太人は世界征服の入口に立てり。  第一世界大戦は二十年前に終りを告げ、今や第二世界大戦の幕が開かれつゝある際に、第一世界大戦の原因や様相を研究するなどは閑人(かんじん)のやることなどゝ考へると大なる錯誤に陥るので、實は人類の實演する大連鎖劇の第一幕と第二幕の關係である。第一慕の精神が判らなければ、第二幕は判らぬ、從つて現今相手役の腹が判らず舞臺(舞台)に現はれてヘマばかりを演出することになる。故に煩鎖(はんさ)を厭はず本章を精読せられることを希望する。  右述べた第一幕の精榊のことに就て、今から十三年前の英國議會に於て、ロバート・セシル卿と云ふ國際聯盟(国際連盟)に熱心な人が英國民に警告して日く、  先般の世界戦が終つてここに十年経つたが、未だその戦争の本當の原因が判らぬではないか。本当の原因が判らぬとすれば、いつ何時再び大戦争が起らぬとも限らぬ。之が起らぬと断言することが出来るか。 誠に正直な議論である。  普通に歴史家、評論家の説く前大戦の原因といふのは、英獨の海上争覇戦であるとか、汎ゼルマニスムの東進と、汎スラウイスムの南進の衝突であるとか、千九百七十年、七十一年の獨佛戦争の戦ひ直しとかゞ善く挙げられる。此等は決して間違ひでは無く、其何れもが原因の中にあると思ふ。けれども此等の諸原因による闘争を我慢するものはさせ、一挙に綜合してあれ丈の大戦争に組み立てたのには天意ばかりでなく人爲的の努力が払はれて居る。それはユダヤ、フリーメーソンの人々の實際の活躍とその告白で明瞭である。先づその客観的事實から言へば、既に述べたユダヤ解放の爲東欧羅巴(東ヨーロッパ)殊にユダヤ人の虐待されて居るロシヤ、ドイツ、オーストリア三國の政治状態変革である。而(しかし)て千九百七年第ニインターナシヨナルがシユツツトガルトで會議した通り、此ゝ(かか)る変革は戦争によらなければ不可能であるから、戦争の起る種子を培養し之を宣伝しなければならぬ。それで表面上の幾多の抗争の種子はフリーメーソンたる政治家の手で培養され、薪は積まれた、之に火を附けたのはユダヤ人とフリーメーソンとであつた。
… … …(記事全文2,718文字)
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