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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

安倍と麻生は、安倍の再々登板を断念し、安倍の実母・洋子夫人のいち押しでポスト菅は、安倍晋三の父・安倍晋太郎元外相の一番の側近だった加藤六月の娘婿である加藤勝信でまとまった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年6月3日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 安倍と麻生は、安倍の再々登板を断念し、安倍の実母・洋子夫人のいち押しでポスト菅は、安倍晋三の父・安倍晋太郎元外相の一番の側近だった加藤六月の娘婿である加藤勝信でまとまった。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは二階派「志帥会」重鎮からの、政界トップ情報である。  安倍と麻生は、安倍の再々登板を断念し、いまは菅政権を支えるフリをしながら裏では、加藤勝信官房長官をポスト菅とし、茂木敏充官房長官、岸田文雄幹事長という布陣まで決めた。これは、安倍晋三の母・安倍洋子夫人が主催する安倍家の直近の家族会議で決まった話だ。安倍晋三は、復活を狙って画策していたけれども、ここで再々登板することは得策ではないと判断した。家族会議では、実母の洋子夫人が、自分が生きている間に、なんとしても加藤勝信を総理にしたいという思いが強く、洋子夫人のいち押しでポスト菅は、安倍晋三の父・安倍晋太郎元外相の一番の側近だった加藤六月の娘婿である加藤勝信でまとまったようだ。  加藤六月は、安倍晋三の父・安倍晋太郎の子分で、側近として安倍晋太郎をずっと支えてきた。なんとかここで、その恩に報いたいと、洋子夫人はずっと加藤勝信のことを気にかけてきていた。加藤勝信が総理にならない限りは、私は死ねないとずっと言ってきたらしい。安倍晋太郎は、「ポスト竹下」の最有力候補として期待が高まっているなか、1988年リクルートコスモス事件で名前が挙がり、その後、再起をかけながらも翌1989年に病魔に侵され入退院を繰り返しながら、最後は「膵臓癌」を患い、総理になることなく1991年に死去した。最後まで、安倍晋太郎を支えた加藤六月は、安倍晋太郎の死後、清話会「安倍派」の後継を巡って三塚博との対立(三六戦争)に敗れ、その後、「安倍派」は「三塚派」となってから加藤六月は清話会を除名された。その後、安倍晋太郎と派閥を超えて関係の良かった小沢一郎先生が声を掛け、加藤六月は共に自民党を出て新生党結成に加わり、自由党として自民党と連立するところまで小沢一郎聖戦と行動を共にしている。  しかし実は、長年、加藤六月の古参の秘書は、安倍派を継げず自民党を去ることになった加藤六月に対する、安倍洋子夫人の態度に対して、内心不満を募らせていた。ところが加藤六月の古参の秘書は、安倍晋三が「ポスト小泉」として総理になろうとしていた頃、安倍晋三の愛人や隠し子などの身辺整理を、洋子夫人から任されることになった。愛人と子どもを海外に隠して、きっちりカタをつけた甲斐あってか、安倍の最大のネックだった愛人・隠し子問題が、週刊誌を賑わせたことは一度もない。うまくやった。洋子夫人としては、その恩に報いたいのかもしれない。ちなみに、古参の秘書はもうこの世にはいない。  話を加藤勝信官房長官に戻そう。加藤は、厚生大臣だったとき、コロナ対策では官僚から相手にされず、厚生省の分科会で外されてしまっていた。それでも洋子夫人の覚えめでたく、「私の目の黒いうちは」ということで、安倍が実名をあげたポスト菅の4名のなかにも加藤勝信が入っていたのだった。  いずれにせよ、完全に二階・菅外しの陣営だ。官邸の財布である官房機密費を握るのは、茂木官房長官、自民党の財布を握るのは岸田幹事長ということで、官邸も自民党も二階と菅には握らせないということになる。
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