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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

バイデン大統領は元副大統領、菅首相は元官房長官、互いに女房役あがりで、たいしたことなかった。一方、安倍前首相は本気で再々登板を目論み、国会内で目ぼしい議員を呼び止めては決意を伝え復権活動に奔走している

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年4月20日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ バイデン大統領は元副大統領、菅首相は元官房長官、互いに女房役あがりで、たいしたことなかった。一方、安倍前首相は本気で再々登板を目論み、国会内で目ぼしい議員を呼び止めては決意を伝え復権活動に奔走している ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは自民党二階派「志帥会」重鎮からのトップ情報である。  菅首相の訪米は、思っていたとおり、たいしたことなかった。オリンピックのことも、開催する以上は、頼まなければいけないところをあまり言わなかった。成果といっても「ヨシ」と「ジョー」で呼び合った、ただそれだけ。それもとってつけたような話だ。そもそもバイデンは副大統領、菅は官房長官と、互いに女房役あがりの器同士で、どちらもトップリーダーのオーラなどまるでない、副と副の域を超えない会談で面白くなった。それぞれリアルの初外交だったが、何の感動もなかった。そういう意味で、やはりトランプ前大統領は面白かった。アドリブも豊富で、何が起こるかわからないワクワク感が見ていて楽しかった。  菅首相は、ケネディ元駐日米大使に出迎えてもらった。駐日米大使時代の昵懇の繋がりから、出迎えを頼んだ。菅首相は、今回の訪米で、ケネディ元駐日米大使に会うのを楽しみにしていた。根回しの甲斐あって、わざわざ出迎えてもらったわけだが、ただ、奥さんも連れて行かず、これまで安倍が総理だったときには、200人くらい随行者がいたのが、80人くらいに減っていた。菅首相の妻・真理子夫人は、コロナ感染を恐れて行きたがらなかったようだ。日本でも、コロナが怖いということで表にはほとんど出て来ない。次に予定されている外遊にも一緒には行かないだろう。 ◆〔特別情報2〕  広島参院、長野参院、北海道2区の3つ補選があるけれども、北海道の補選は、自民党は候補者を立てなかったので、立憲の松木謙公で決まりだろう。長野も羽田次郎氏が断然強い。残る広島は自民党としては死守したところだが、野党が推す宮口治子はフリーアナウンサーで、広島ではけっこう人気がある。彼女は強いかもしれない。長野も広島も自民党は落とすかもしれない。北海道を含め3つとも立憲民主党がとったら、自民党は大変なことになる。そういうなかで、内閣支持率が36%と出た。微増と報道されたけれども、3月の42%からは6ポイント落ちたままだ。  ごく最近、ある麻生派の議員から連絡があったが、やはり安倍晋三がかなり活発に動いているらしい。安倍は、国会で多くの議員と顔を合してはわざわざ呼び止め、「またやるから頼むよ。選挙もみんなが通るようにやりましょう」と言って派手に回っていたという。間違いなく、総裁選に出るつもりでみんなに声を掛けて回り、意気揚々としていたようだ。声を掛けられるほうも、当然、総裁選出馬を意図していると受け止めており、思わず「え、なんでですか?」とつい口から出てしまった人もいたというが、どうも安倍はかなり本気らしい。
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