━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2021年4月15日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 菅首相は腹を切る覚悟で「汚染水海洋放出」を決断、その裏には、「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」の会長に就任して活動を精力的に再開している安倍晋三前首相の再々登板の動きがある。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは、自民党内部と国際軍事情勢に精通する情報通からのトップ情報である。 東京電力福島第1原発の汚染処理水を、放射性物質の濃度を国の放出基準より下げて海に流すとの日本政府の方針について、汚染水を薄めて流すといっているけれども、放出するトリチウムの量は同じだ。問題は、なぜこのタイミングで菅首相が決断したかだ。腹を切るつもりでいるという話が出ている。後の人に責任が及ばないようにということになるが、ここで不気味なのが、安倍晋三がまた、本当に(総裁選)に出るかもしれないという話が出ていることだ。あくまで「かもしれない」という話だが、しかし、汚染水放出のタイミングが合うことになる。安倍晋三前首相は昨年11月11日に、自民党の「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」の会長に就任して、前回の復活劇を彷彿させる活動をしている。そもそも結局、菅首相はオリンピック開催に響かないよう、4月解散を決断できなかった。そんななか、菅首相は訪米を前に3月29日、安倍前首相の議員会館の部屋を訪れ、安倍前首相と約50分間面会しているというのも、意味深だ。安倍自身が熱心に関わっていた幼稚園連合会の消えた4億円問題に繋がるともいわれている、「子ども庁」創設が俄か選挙公約として出てきたことも、安倍再々登板の話が出始めた時期と重なっている。 二階俊博幹事長は、恐らく、総裁選前の7月選挙を画策しているだろうけれども、菅首相で勝てないとなると、総裁選を先にやった後の、任期満了選挙が有力となる。そのときの総裁選に安倍晋三前首相が出るかもしれないということだ。 【参考】『安倍晋三前首相 活発化する動き 今も積み残された「宿題」』 毎日新聞 2021/4/10 13:00(最終更新 4/10 17:12)… … …(記事全文3,795文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)