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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

二階幹事長は、無所属で二階派の長崎幸太郎が山梨県知事で成功しているだけに、静岡県で人気がある無所属で二階派の細野豪志を静岡県知事選に立てることは、十分有り得る。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年4月14日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 二階幹事長は、無所属で二階派の長崎幸太郎が山梨県知事で成功しているだけに、静岡県で人気がある無所属で二階派の細野豪志を静岡県知事選に立てることは、十分有り得る。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは自民党二階派「志帥会」の重鎮からのトップ情報である。週刊現代が、「『リニア着工』悲願の自民党が、静岡県知事選で白羽の矢を立てる『意外な人物』」という見出しで、二階俊博幹事長が、静岡県知事選で細野豪志を立てようとしているということが記事になっていた。それについて、二階派の重鎮は次のように語った。  二階俊博幹事長にとっては、いまの静岡県の川勝平太知事とは全く関係がよくない。二階幹事長は、無所属で二階派の長崎幸太郎が山梨県知事で成功しているだけに、静岡県で人気がある無所属で二階派の細野豪志を静岡県知事選に立てることは、十分有り得る。  川勝平太知事は、静岡文化大学の名誉教授で学長だった。左翼の立場で、リニアに反対している。そういうことで自民党のなかでは、みんな川勝知事に腹を立てている。リニアを前に進めるためにも、自民党としては、ここで知事選に負けるわけにはいかないのだが、ところが、なかなかいい候補が決まらない。誰かいい候補を立てなければと、二階は真剣に考えているだろう。  二階は、自分が国土交通大臣のときから、リニアの問題で委員として取り組んできているだけに、いま川勝知事により静岡県でリニアがストップしていることには、二階自身、かなり腹を立てている。二階は対抗馬として細野ならいけると考えているだろう。細野が衆議院で自民党公認候補として出るということは、選挙区の問題でいろいろともめてきているわけだが、静岡県知事選ということになれば、事情は変わってくる。自民党は党をあげて細野を応援することになるだろう。  あとは細野が受けるかどうかだが、細野は民主党時代に大臣も経験しているので、知事という選択肢は可能だろう。細野の静岡5区は、自民党の吉川赳(岸田派)が自民党公認として選挙を戦っており、細野の自民党入党のネックになっている。となると、長崎幸太郎が山梨県知事で成功しているだけに、知事選の話は細野にとっても悪くないはずだ。  細野はもともと京都の人で、静岡県の人ではない。民主党時代に決った選挙区だった。いってみれば落下傘候補みたいなものだったけれども、静岡県ではものすごい人気がある。特に、熟女ファンがすごい。
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