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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

緊急事態宣言解除は解散を睨んでのことであり、自民党の各支部の選挙調査を見て「これならいける」と判断できれば、4月説、7月説、9月説と3つの案のうち、菅首相訪米による日米首脳会談後の4月解散もあり得る。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年3月18日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 緊急事態宣言解除は解散を睨んでのことであり、自民党の各支部の選挙調査を見て「これならいける」と判断できれば、4月説、7月説、9月説と3つの案のうち、菅首相訪米による日米首脳会談後の4月解散もあり得る。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは、自民党二階派「志帥会」重鎮からの特別情報である。  4月解散5月投票の声が出始めたようだ。菅首相は一年が続けて9月の解散でその後の続投を狙っていたけれども、総裁選を先にしろという声が出てきているため、ならば4月解散ということになるかもしれない。または会期末の6月解散で7月選挙の可能性もある。7月選挙の場合は、都議会議員選挙と同日になるだろう。4月解散は、訪米からの帰国後という流れになるわけだが、しかし、「一年は俺の期限だ」と言っているくらいだから、退陣の可能性を孕んだ時期の解散は避けたいところだろう。菅首相としては、緊急事態宣言解除は解散を睨んでのことであり、自民党の各支部の選挙調査を見て「これならいける」と判断できれば、4月解散もあり得る。  解散の時期は、前々から4月説、7月説、9月説と3つの案が出ていたけれども、4月8日に訪米して9日に首脳会談がある。18日19日に米中の「2プラス2」がアラスカで行われる。それが歓迎される流れで4月に解散し、5月投票となると、2つの衆議院の補選も一緒になる。場合によっては参議院の補選も同日にするかもしれない。ただ、まだ菅政権発足から6ヵ月だから、4月の解散は微妙だろう。74%あった支持率も40%に落ちている。いつ解散するにしても、危険水域であることに変わりはない。  7月解散説の場合は、都議会議員選挙が7月4日で、オリンピックが7月23日開幕なので、都議会議員選挙と同日にすればいいけれども、どうしてもバタバタになる。オリンピック後の9月解散になると、総裁選を先にしなければならない。自民党にとっては、菅首相が選挙の顔ではダメで、総裁が変わったほうが新鮮で期待感があり、そこからご祝儀選挙になって有利に導けるということになるのだが、続投を望んでいる菅としては、それならオリンピック前に解散したほうがいいということになる。  二階は16日の記者会見で菅政権6ヵ月の評価について、「首相のリーダーシップによって、大変しっかりした(政権)運営をしている。安心し、信頼して内閣を支持していける」と評価していた。正直、「え~?そんなことあるか。どうなってるんだ」と思わず口から出たけれども、二階の思惑は菅に3年やらせるとも言っているくらいだ。菅続投で支えるということなのだろう。 ◆〔特別情報2〕
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