━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2021年3月11日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 菅首相と「S・Sライン」佐藤浩副会長の去就が話題になっているけれども、もともと佐藤浩副会長は創価学会内で人気はなく、「S・Sライン」といっても、佐藤にそれほどの力はなかった。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは、創価・公明の内部に詳しい情報通からの特別情報である。 菅首相と「S・Sライン」といわれていた創価学会の選挙担当の佐藤浩副会長が選挙担当から外れるかもしれないということが、文春で取り上げられていた。このことが、選挙に影響が出るかというと、確かに出ることは出るかもしれないけれども、もともと佐藤浩副会長は創価学会内で人気がなかった。いろいろと問題を起こしてもおり、特に男子部のなかで嫌われている人物だ。例えば、内部で執行部を批判して活動停止やクビになった人たちが、佐藤批判を続けてきていた。ようやくクビを切られることになったという感じだ。ただ、「S・Sライン」といっても、佐藤にはそれほどの力はなかった。 〔参考〕「創価学会の選挙担当が辞めた…菅・佐藤“SSライン”消滅の大波紋」https://bunshun.jp/articles/-/43639 文春の記事には、菅首相のスポンサーといわれていた「ハマのドン」こと藤木幸夫会長が持っている港湾関係の票を公明に回すということも書かれていた。確かにそういうことはあっただろうけれども、特に、自粛期間中に銀座のクラブに行っていたことで辞任した公明党の遠山清彦は、九州の比例選挙区から神奈川6区へ鞍替えすることになっていたため、菅首相との関係から神奈川県の港湾票と選挙資金を当て込んでいただろう。ところが、自分のポカで辞任ということになり、となると次の候補者を仮に公明が出すとしても、この状況ではもう票も資金も出てこないだろう。 ちなみにもともと神奈川6区は、上田勇という横須賀の創価学会で大幹部をしていた人の選挙区だっただけに、なんとか公明から候補者を出して繋ぎたいところだが、遠藤の辞任理由から考えるとなかなか厳しい状況だ。しかし、公明党としては長年守ってきた選挙区なので、失いたくはない。なんとか立てようと根回しをしているところだろう。 ◆〔特別情報2〕… … …(記事全文3,522文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)