━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2021年2月28日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆「猶太思想及運動」〈上〉四王天延孝陸軍中将著 第四篇 秘密結社フリーメーソンリー 第一章 総説 第三節 標語と進み方と其の批判(3) ─────────────────────────────────── 次に平等の批判に移るが、先づ大陸フリーメーソンの教科書の文句から始めると、平等の實行を説いた後、赤裸々に次の様に告白してゐる。 『マソン結社は此の如くして革命思想の培養に極めて適切な地盤を提供した』 即ち平等論を鼓吹(こすい)することは革命の下工作であることは之でも明瞭である。前に述べた新入社員に最後の思案をさせる沈思黙考室のあることを賂記し置いたが、そこで読み聞かされる文章に次の文句がある『お前が人間的差別を固執するならば即座に此の席から去れ、此處(ここ)ではそれを認めたいのだ、フリーメーソンの目的は人種、階級、祖国の區(区)別を消滅し、國民的反感を根絶するのにある』 但し玄に階級打破を叫ぶが、彼等の仲間には嚴として三十三階級が存在することは既に述べた通りで、玄に云ふのは貴族、富豪等を廃止する革命思想を養ふにあることは論を俟たない。 然るに紀元二千六百年の初めの頃日本の一貴族自ら演檀に立て次の意味の演説をした。 『人間社会の一番美(うる)はしい、理想的の姿は市井の銭湯の浴槽の廻りである。如何なる金持も財布を首にかけて來るものもなく、叉奇麗な着物を着たまゝ這入つて來る馬鹿もない、皆裸一貫である』 此の如く平等の一場面を見て之を禮(礼)讃する人が政治に関係し、國民組織などに重大な発言をする様であるから、筆者などが前記階級打破の底意を以てフリーメーソンが絶叫する平等論を批判する必要が起り、國民の一大反省を促さゞるを得なくなつた訳である。一歩を誤ると皇國内の革新がフリーメソンの要望し、仕組むでゐる革命に崩れ込む虞(恐)れが無いではない。 十八世紀末のフランス大革命はフリーメーソンが大なる盡(尽)力をしたことは、彼等の次の自自でも明瞭であり、其の旗印が今筆者の批判の対照である自由、平等、友愛の標語であつた。それだから革命成立後にフランスでは寺院、學校、官衙、裁判所の壁には三方に自由、平等、友愛の標語を彫み込ませてある。… … …(記事全文3,374文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)