━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2021年2月19日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2月10日の東京五輪・パラ4者会談を蹴った小池都知事だが、次の4者会談はやると言っており、そこが、オリンピック中止に向けたターニングポイントとなるだろう ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは上皇陛下の側近である吉備太秦からのトップ情報である。 報道のとおり、これで森喜朗は退場となり、案の定、橋本聖子が組織委員会の会長、橋本の後任として丸川珠代が五輪担当相になった。これは菅首相と二階の肝いりで、そこに森も加わって密室で決めたけれども、これで完全に森は退場となり、今後はバッハ会長、小池都百合子東京知事、橋本聖子組織委員会会長、丸川珠代五輪担当相の4人で進めることになる。ただし、小池都知事が圧倒的に主導権を握ることになることは間違いない。今後は、本当にコロナのリスクを抑えて開催できるのかということが焦点になる。小池都知事としてはここで中止にし、その責任をとって都知事を辞任し、次の衆議院選挙に出馬して「希望の党」を復活させて劇場型の選挙に持ち込み、国政に返り咲き、政権交代の立役者に立ち回ろうという大きな思惑がある。2月10日の東京五輪・パラ4者会談を蹴った小池都知事だが、次の4者会談はやると言っており、そこが、オリンピック中止に向けたターニングポイントとなるだろう 橋本聖子は、組織委員会会長というババを引かされることはわかっていた。本音は引きたくなかったけれども、森喜朗が自民党幹事長のときに国会議員になっていることもあり、菅や二階をはじめいろんな人から説得されて、受けざるを得なかった。丸川珠代は経験者ということで五輪担当相に後任となったわけだが、いま小池都知事に対抗するだけの力はないし、天敵だった森喜朗は、もう表には出て来られない。これで中止は決定だろう。 今回の人事について、麻生太郎副総理兼財務相と安倍晋三前首相は完全に蚊帳の外だった。麻生は、側近の松本純が、銀座クラブにハシゴ酒で行ったことが週刊誌で報じられて離党することになり、自民党内での影響力を弱めてしまっている。 4月の補欠選挙も自民党は敗北の可能性が高い流れのなかで、菅首相の責任論は一応出るだろうけれども、コロナ対応が優先という名目のもと、結局は9月まで菅政権は続いて、任期満了間際に解散をして、そこで政権交代となるだろう。それに向けて、我々も準備を進めている。 ◆〔特別情報2〕… … …(記事全文3,054文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)