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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

河野太郎と世耕弘成と林芳正の50代3人が手を組み、「もう老害はとり合わない」と二階降ろしが始まった。いま自民党のなかで、大騒動になっている。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年2月8日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 河野太郎と世耕弘成と林芳正の50代3人が手を組み、「もう老害はとり合わない」と二階降ろしが始まった。いま自民党のなかで、大騒動になっている。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは自民党二階派の重鎮からのトップ情報である。 河野太郎と世耕弘成と林芳正の50代3人が手を組み、二階降ろしが始まった。林芳正が次の解散で河村建夫の選挙区(山口3区)に鞍替えの意向を示しているが、それに対して二階幹事長はかねてより「(河村建夫の選挙区に林芳正が)挑んで来るなら、政治行動の全てをなげうって受けて立つ」と強硬にけん制してきている。また、参議院の世耕はまさに二階の選挙区(和歌山3区)への鞍替えを狙っており、二階の引退をいまかいまかと待ち構えている。また、河野太郎は、もともと河野家と二階は昔から関係が悪く、河野太郎も前々から二階のことを煙たがり疎んじている。河野太郎が総理になりたいといっても、二階は「まだ早い」など言って引き立てないばかりか足を引っ張る。それぞれ政治家として思い描く将来を、何かと邪魔する存在が二階であるという共通の敵として共鳴し合い、「もう老害はとり合わない」と、ここで手を組んだということだ。いま自民党のなかで、大騒動になっている。 菅が任期いっぱいで辞任するとなったとき、この3人が台風の目になるかどうか、自民党の命運がかかる動きになるかもしれない。  恐らく、解散は菅が打つことになるだろう。選挙の結果がダメだったら、そのとき菅は降りることになるし、結果次第では続投の道も残している。  河野太郎もようやく仲間をつくった。利害関係が一致し、3人で仲良くやっている。河野太郎は、河野洋平の目が明るいうちに総理になれるといいのだが、そう思っている国会議員は多い。特に長老クラスに多いのだが、ただし河野太郎は長幼の序など気にせずモノを言い、何かと態度が大きく傲慢と見られて、長老たちもなかなか本音で盛り立てようと動かない。  河野太郎の祖父・河野一郎には、弟・河野謙三がいて、参議院議長をしていた。河野謙三からいうと、河野洋平は甥にあたる。祖父・河野一郎は鳩山内閣の農林水産大臣として日ソ漁業交渉をやった。そのためロシアとの関係が深い。河野家は昔、くらげを売る海産物問屋をやっていたため、旧ソ連からくらげを輸入して売っていた。それもあって、河野洋平は左翼的だった。河野家は平塚にものすごい豪邸があったが、右翼に火をつけられて焼かれてしまったことがあった。
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