━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2021年2月1日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ コロナ禍が続くなか、次の総理は地方との調整、県知事や市長といった首長とのいろいろな調整が求められる。発信力で上ってきた河野太郎行革相については、それができるかどうかが試されている。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは自民党二階派の重鎮からのトップ情報だ。 7月~8月の解散、9月1投票の可能性があるのではないか。その場合、菅で解散はしないかもしれない。解散の前に交代して次の総理が解散を打つ。 河野太郎行革相は本人が「やりたい」と公言しているので、有力候補として名前は挙がっているけれども、また勇み足気味になっているので、どうなるかわからない。必ずしも河野と決まっているわけではない。よく検討しないといけない。このコロナ禍が続くなかでの次の総理は、みんなと調整ができなければダメ。今度は、地方との調整、県知事や市長といった首長とのいろいろな調整ができなければならない。特に河野についてはそれができるかどうか試されている。だから、ワクチン担当相に抜擢された。河野行革相が、総合的に調整ができれば、本格的に最有力候補になるだろう。いま、それをテストしている。 河野は発信力の強いで人気を得てきた。しかし、これからは発信力があるだけではこの難局は乗り切れない。そのことは自民党もわかっていて、慎重に見極めているようだ。二階俊博幹事長のような「根回し人」でなければならない。本来、それが出来なければ総理にはなれない。これまで河野は、上からズバズバ言ってきた。しかし、それだけでは総理にはなれない。そこを人の心を掴んで調整しながら進めていかなければならない。 そういう意味では、石破茂も派閥を率いてきたけれども、調整力には欠けている。なにせ一人でクラブにいって楽しんでいるくらいだ。お金を出すのがいやで一人で行くのか、誰も連れて行ったりしない。河野にしてもスタンドプレーばかり目立っていて、率いる子分がいない。要するに河野にしても石破にしても面倒見がよくないということになる。また、石破派は石破が派閥を出て行ってしまって、石破派に石破はいない。いま石破派は事実上会長不在の共同会長で存続させている。しかし、石破派には田村憲久厚労相、齋藤健元農水相、鴨下一郎元環境相、山下貴司元法相など、根性のあるいい人材が豊富にいる。石破茂だけが人間的にダメだった。石破茂以外、みんな優秀だった。ただ、みんな資金がない。人材はいいけれども、親分になれるような資金力がない。石破もそこはなかったし、集めることも出来なかった。… … …(記事全文2,703文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)