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板垣英憲（いたがきえいけん）情報局　～マスコミに出ない政治経済の裏話～

                    　    2014年3月25日

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世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で
行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速
報する。板垣英憲の過去著書も連載します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　政治評論家　板垣英憲

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「恐怖の日々を送る」オバマ大統領、習近平国家主席、朴槿恵大統領、フランシスコ１世法王に危機迫る 
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◆〔特別情報①〕
　米国オバマ大統領、中国北京政府の習近平国家主席、韓国の朴槿恵大統領、ローマ法王庁のフランシスコ１世法王が、同じような危機状態にさらされているという。いずれも、内部事情が原因である。処理を誤ると、それこそ大変なことになる。この意味で、「恐怖の日々」を送っている。一体、何が起ころうとしているのか？

　一言で言えば、「暗殺」だ。米国オバマ大統領は、ノーベル平和賞を受賞したのがマイナスに作用して「戦争もできない指導者」となり、大多数のヒスパニックに支持されてはいても、ＷＡＳＰからは嫌われ者になっている。中国北京政府の習近平国家主席は、相変わらず政権基盤が脆弱で、多数の政敵に囲まれているうえに、バブル経済崩壊の恐怖が広がるなか、人民の不満が高まっていて、圧力窯のフタを強く締め付けるしか手がない。韓国の朴槿恵大統領は、アジア通貨危機の際、国家倒産に追い込まれて以来、激烈な競争社会を築いたものの、またもや経済崩壊に直面している。ローマ法王庁のフランシスコ１世法王は、「命懸けの財務改革」に反発するマフィアに文字通り「命を狙われている」のだ。
◆〔特別情報②〕
　オバマ大統領は、民主党が推し進めてきた医療保険制度改革が失敗し、公約破りと批判され続けてきた。そのうえ、財政ピンチに立たされ、国防予算削減に追い込まれ、「世界の警察官」たり得なくなっているばかりでなく、「強いアメリカ」を望む多数国民の失望感は、深刻だ。「格が違う」と高く評価されているプーチン大統領とは、真逆である。
　米国民のなかに欲求不満が、充満している状況下で、「軍産複合体」が、とくに不満を募らせており、「オバマ大統領を引き摺り下ろしたい」という空気が強まってきている。

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