━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2011年8月9日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。板垣英憲の過去著書も連載します。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 米オバマ政権・FRBが「円紙幣」を増刷し、嫌われる「ドル建決済」から「 円建決済」に切り替えている ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報①〕 米国3大格付け機関の1つであるスタンダード&プアーズ(S&P)の最上 級の「AAA」に格付けされていた米国債が、1ランク下の「AA+」に格下 げされ、世界経済が大混乱に陥っている。だが、不思議なことに、日本は、国 債が4ランク格下の「AA-」に格付けされていながら、中国に次ぐ第2位の 保有国にランクされるほど、米国債を買わされていた。その規模は、公式約1 00兆円(非公式には約1000兆円)にも上っている。 この一事を以ってしても、スタンダード&プアーズばかりでなく、米国の格 付け機関の格付けの仕方は、元々からインチキ臭かったのである。 今回の米国債の格下げには、2つの策謀が仕込まれていることに気づかなく てはならない。1つは、オバマ大統領に大打撃を与えることである。スタンダ ード&プアーズの親会社は、出版社であるマグロウヒル(創業者ジェイムズ・ マグロウ)である。大株主は、米国最大財閥のディビッド・ロックフェラーで… … …(記事全文2,139文字)
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