━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2011年2月20日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。板垣英憲の過去著書も連載します。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『平成動乱 小沢一郎の野望』1993年9月25日刊 第2章 小沢一郎がつくる強い権力 第7節 なぜ経世会を憎むのか―二度の裏切り ─────────────────────────────────── 第2章 小沢一郎がつくる強い権力 二度の裏切り 小沢一郎は、一度目は田中角栄を、二度目は自民党を裏切った。いずれのば あいも「大義名分」をもっていた。田中角栄を裏切ったときの大義名分は、「 自分の派閥の後継者としてレッキとした長男坊主の竹下がいるのに、他派閥の 領袖を担ぐというのは、どう考えてもおかしいことだ。こんなことで派閥の結 束をいつまで保つことができるか」というものだった。 政治家という動物は、死ぬまで政権欲をたぎらせつづける生き物である。死 んで焼かれて灰になっても、まだ政権欲をもち、政権に恋々としつづける。そ の執念たるや鬼気が迫るほどなのだ。田中も例外ではなかった。… … …(記事全文1,400文字)

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