━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2011年2月15日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。板垣英憲の過去著書も連載します。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」 No.83 ─────────────────────────────────── 第三節 第ニインターナショナル (前回からの続き) 一方は、「労働運動者は世界の労働者結束せよ」を以て何所迄も標語としなけ ればならなぬ、然るに戦争を是認するといふことになにば、其一部分の労働者 と他の部分の労働者と叩き合ひをすることになるのであるから、労働者の團結 を破ることになる。故に戦争には眞向から反封すべきであると論するが、他の 一方は、レーニンやリーブクネヒト等の一派でそれは理論から言へばその通り でなければならぬが、物は實際方面からも観察しなければならぬ、抑々インタ ーナショナル運動といふのは何が故に起り、何が爲に存在して居るかと言へば、 発生の当初から資本主義制度を倒すのにある。然るに平時に左様な革命を起す ことが出来るかと云へば至難なことであるが戦争の際には容易である。故に余 り眞面目に戦争防止にばかり没頭して、本当に戦争が起らぬことになれば、ど うして吾々の目的が達せられるかと云ふ風な議論が起り大に論争の結果、次の 決議案に達した。… … …(記事全文1,884文字)

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